詩 「独りブランコ」


僕の言葉は 誰にも届かない
そりゃそうか 誰にも知られないようにしてさ

コトバ 砕いて 砕いて 砕いて……
そして やっと 祈るのでしょう

巡る日 ブランコ 同じ場所 ゆらりゆらりゆらり
諸行無常の風が 響いている



僕の言葉は 誰にも届かない
そんな懐かしい歌を聴いた

ずいぶん 遠く 遠く 遠く……
だけど あまり 進んでないや

光と影 間に 無限の宙 きらりきらりきらり
諸行無常の風が 色づいてく


矛盾の間で 同じ場所 ゆらりゆらりゆらり
諸行無常の風を 唄っている

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