文学を貪る夏
最近よく文学作品を読むようになった。
特に三島作品を読むのに凝っている。
色々と評価はあるだろうが、私は彼の作品を読むと彼が私に乗り移るような気がしてならない。
話し方から、書き方から、動き方から、全てにおいて三島由紀夫が私の体の細胞一つ一つにまで宿るのだ。
特段三島作品が好きというわけでもないが、これまで読んできた文学作品の中で一番引き込まれるのがなぜか彼の作品なのだ。
無論、私の推しは開高健ではあるのだが、文体から作品のスタイルから何から何まで違う三島のものにはどこか私を魅するものがあるのだろう。
そんなこんなで、本当はこんな時間にnoteを書くくらいなら寝た方がいいし、コロナで疲れ切った体を休めるべきだし、それが嫌なら論文を書くべき状況にいるわけなのだが、そんなことよりも今は文学作品を貪り読みたいのだ。
これも一種の現実逃避なのだろうが、こういう現実逃避なら一生しておきたいかもしれない。
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