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「季節と12星座」冷静の季節 みずがめ座

皆様、こんにちは(^^)
昨年1月にアメブロで綴ったものです。
『世界も季節も星も、常に巡るもの』
https://ameblo.jp/angelicdesign/entry-12721230132.html

2020年3月に、土星はみずがめ座に入室。
その後、一旦逆行したため正式には2020年12月~2023年3月までが、土星がみずがめ座を通過する時期です。この間、世界はウイルス騒動の3年間でした。

現在、世界各国ではノーマスク、ウイルス騒動はほぼ終わっているところの方が多いですが、こと日本においては、本当に遅ればせながら今春ようやく5類扱いへ。

5類に落ちれば季節性インフルと同じ扱いで、実質的には収束。偶然にも、土星がみずがめ座を去ると同時に、潮目も変わるのでしょう。

前回土星がみずがめ座にあった時期(1991年2月~1994年1月)は日本においてはバブル経済崩壊時期(1991年3月~1993年10月)でした。

みずがめ座は形骸化した慣例慣習を改革したり、時代の価値観を未来へ向けて時計を速める星座ではありますが、そこに淘汰をあらわす土星がある時期は、そういった傾向が加速するのかもしれないなと思いました。

そして土星がみずがめ座を去った後、今度は冥王星がみずがめ座へ入室。

これについては2019年から時々取り上げておりました「シリーズ 2023年~冥王星みずがめ座時代」http://www.angeliclovers.com/star2/html  をご参照頂けましたら幸いです。

では、今回もどうぞお付き合いくださいませ♪

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「季節と12星座」 第11回 冷静の季節:みずがめ座

本日1/25は日本列島に、今季1番の寒波がやってきていますね。

毎年、大寒(1/20頃)から雨水(2/19頃)まで、太陽はみずがめ座を通過します。

1年で最も寒い時期です。


木々もすっかり葉を落とし終わり、土の中で春の準備。春のトップバッターである蕗の薹は、立春前に芽を出します。

冬の空気は冷たいけれど凛と澄んでいて、みずがめ座の超然としたエネルギーを思い出します。

みずがめ座の真向かいにある、しし座は1年で最も暑い季節の星座。

情熱と熱狂をあらわすしし座が真夏で、冷静と客観をあらわすみずがめ座が真冬というのは、季節と星座の、偶然にしてはピッタリな対比のリンクを感じます。

さて、みずがめ座は最も寒い時期の星座。

これは内省を促し、自分の内側に答えを見出すことを示します。みずがめ座は権力におもねることが嫌いで、形骸化したものをどんどん改革していきます。既得権益側から見れば反逆児だけれど、第三者から見れば、至極まっとうな改革推進者です。

みずがめ座が改革をお家芸とするのは、自然の循環、輪廻を促すためなのかもしれないと、私は思います。

大寒という最も寒さの厳しい季節に古い葉を落とし、やがて来る春に向けて土の中で栄養を蓄え、芽吹を待つ季節。

ちょうど昨年の今頃、散歩帰りに冬の蓮池の静かな世界に気づきました。

池には氷が張り、枯れた蓮の茎が寒そうに氷の池から出ている。色彩は灰色とひなびた黄褐色の世界で、この景色を見ていると、本当にこの色彩が、鮮やかな色彩に変わるのか、春や夏が来るのか、不思議な気持ちになりました。

けれどそれから三ヶ月もすれば新しい蓮が出てきて、近くの八重桜の花びらが落ち彩色豊かな季節が始まって、真夏にはまた麗しい蓮の花をポン!と咲かせて、鮮やかな緑とピンクの世界になる。

つくづく、季節は輪廻なのだなあと思います。

みずがめ座は長期スパン(84年以上)で物事を見る星座です。だからこそ、「今だけ金だけ自分だけ」の価値観ではやがて壁に突き当たることも知っています。

バブル経済崩壊とウイルス騒動は、人の価値観を多かれ少なかれ、変えました。虚飾や無駄を省く冬の星座の真骨頂発揮だったかもしれません。

2023年3月、今度は冥王星がみずがめ座へ入室します。

人類史上大きな転換期になる可能性はありますが、いつの時代も風化しない、1人1人の自分の内側に在る「内なる教師」が、いつもその時々の最良の答えを知っているのかもしれませんね。

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