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空を見上げる、月を眺める

皆様、こんにちは。

今年も残すところ僅か。2023年は、どんな年でしたか?

昨日、とある都内のオフィスビル(複数の大手企業さんが入居している)の送迎バスを利用したときの事です。

18時台とあって、ビルから最寄り駅まで帰る方々が20人位、乗車されていました。

バスが最寄り駅まで動き始めて少ししたら、車掌さんからの車内アナウンスの声に気づきました。

とても紳士的な、穏やかな声色で

「今日は月がきれいです。満月のように見えますが、下が少し欠けていて、明日が満月なんですね。木々やビルに隠れることもありますが、駅に近づくにつれて大きく見えてきますので、良かったら月を眺めてみてください・・・。」

車内では、スマホに目を向けている人が殆どで、おそらく車掌さんのアナウンスにも気づいていないかもしれない様子でしたが、私は何だかすごく感動し、駅につくまでの10分位、バスの車内から月を見上げていました。

なんて粋でステキな車掌さんなのだろうと、師走のさなかに心が温かくなりました。

そして、かけがえのない毎日だからこそ、月や空を眺める心のスペースをより大切にしようと、インスパイアされました。

今年も1年、本当にありがとうございました。

皆さま、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

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