美術から知る西洋占星術 乙女座
美術で楽しく知る西洋占星術 乙女座編
🖼️今回の絵
「ペルセポネの略奪」（1636-1638年） ピーテル・パウル・ルーベンス作
プラド美術館所蔵
乙女座のモデルは大地の女神デメテール、またまその娘ペルセポネ、正義の女神アストレイアなどと言われています。
今回の絵は永遠の処女とされたコレ。
大地の女神デメテールの娘ペルセポネは冥界の王ハデスに拐われてしまい、冥界の食べ物柘榴を食べてしまって冥界の女王になってしまったのです。
冥界での名前をペルセポネと言うそうです。
なんだか、ひどい攫われ方ですが、その後あまり抵抗感がないんですよね。母親のデメテールはかなりのお怒りと悲しみなのですが。
意外にサクッと親離れをしたんでしょうか？冥界とはいえ、一応ハデスも神ですからね。
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