何人ですか?人種ってなんだろう
蝉声もあまり聞こえなくなり、夏も終わりかなあと思いきやまだまだ残暑が厳しい日々が続いてますね〜海に行きたい
こうやって四季の移り変わりを感じる余白があって、豊かだあなんて思います
今わたしは、大学に行かせてもらいながら一人暮らしをしている
進学と共にアルバイトも始まり、「社会」に初めて飛び入りました
それまでは「高校」という限られた「世界」に住んでいて、この広い世界を眺めることができたのは大学生になってから
想像もしないくらい社会を知らない自分、つまり世間知らずな「自分」との出会い
自分が思い描くように物事は上手く行っていない、行かない「現実」との出会い
かっこよく輝いている「大人」との出会い
様々な新しい出会いがあり、今の自分が築かれています。
人間は90%の情報を視覚から得ている
つまり、私の第一印象は「外国人」であること
そのラベルが一番最初につけられる。それは当然であり、わたしもすることである
新しい出会いがあるたび、名前よりも先に
「何人ですか?」と聞かれる
その度にコロンビア人と答え、自分の知らないうちにアイデンティティは「コロンビア人」「外国人」になっていたのかもしれない。
そのアイデンティティは一人歩きをしていたと思う
しかし実際は、コロンビアでの思い出はそう多くない。
そんな私は、本当にコロンビア人なのだろうか?かと言って日本人でもない
ありのままに言えば、どこかの国が自分を定義づけるのはもう昔の考え方なのかもしれない
国籍は確かにコロンビア共和国
しかし先祖を辿ってみれば、ひいおばあちゃんはアフリカ大陸から南米に連れてこられた奴隷の娘であり、ひいおじいちゃんはクリオーリョ、父方のおじいちゃんはコロンビア先住民
要するに私は、コロンビアから来たのではなく世界中のあらゆる場所から来ました
何人でもない、わたしです。
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