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月の女神「セレーネ」

セレナイトタワーランプを手に入れようとネットサーフィンをしているとある文字が目に入った。

月の女神「セレーネ」

私は、ピンときて調べてしまう。
ルナ、アルテミスはすぐに分かるとして
セレーネを調べることはしていなかったようだ。

自分の中で抜け落ちていた女神の名だと思い読み進めていく。

ギリシア神話の月の女神である。
長母音を省略してセレネ、セレーネとも表記される。
聖獣は馬、驢馬、白い牡牛。ローマ神話のルーナと同一視される。
ウラノスとガイアの息子・ティタン族のヒペリオンと
同じくティタン族のテイアの娘。

兄に太陽神ヘリオスと、妹に曙の女神エオスがいます。
ローマ神話ではルナ。

セレーネは、太陽神の兄ヘリオス、曙神の妹エオスとともに、世界を照らす光明の3神の一神。

曙神エオスが太陽神ヘリオスを先導し東の空から昇り、ヘリオスが西に沈むと月神セレーネがヘリオスの後に従います。

セレーネは自らが2頭だての黄金(あるいは銀色)の馬車の手綱を取り、天空を駆け抜け、東の空に暁の女神エオスが昇る頃西に沈んでゆきます。

聖獣は馬、ロバ、白い牡牛。額に月をつけた黄金の冠を戴き、翼を持つ柔らかな月光の矢を放つ絶世の美女。

「華やかな夜の女王」「星の女王」「全能の女神」など呼び名を持ちます。

ギガントマキアでのセレーネはゼウスに協力し、夜に現れず、敵ギガース側のガイアが薬草を見つけられないようにしています。

日毎に姿を変える月を司る神であるところから、後にアルテミスやヘカテーと同一視され、三つの顔を持つ魔法の女神とも考えられるようになってゆきます。

美しい人間の羊飼いエンディミオンとの恋愛は有名な物語として語り継がれています。

ヘリオスが日中の天空の監視役であるのと同じく、セレーネは夜の世界を見渡す保護神。

セレーネの月光に照らされて旅人は夜も道に迷わず、闇に紛れた悪行を防ぎ、夜間の安全が保たれると考えられていました。

月経と月との関連から、生物の繁殖に影響力を持つとされます。

また、日毎に姿を変える月は魔法と関係付けられ、ヘレニズム時代には霊魂の棲む所とも考えられていました。

セレーネは月の女神として、後にアルテミスやヘカテーと同一視されてゆきます。

新月、満月、半月の3つの月相を、新しく生まれる月は処女神アルテミス、満月は豊穣の月のセレーネ、半月の欠けていく月はへカテーであるとされ、セレーネは三相一体神の一面ともされます。

兄妹のヘリオスやエオスは幾度も恋愛を経験していますが、セレーネが自らが恋慕ったのはただひとり、ゼウスの息子アエトリオスとアイオロスの娘カリュケーとの間に生まれた美しい羊飼いの青年エンディミオンだけであるとされます。

ある日、セレーネは山頂で寝ていたエンディミオンをひと目見て恋をします。

けれど、人間であるエンディミオンが年老いていく事に耐えられない彼女はゼウスに彼を不老不死にするよう願い出ます。

ゼウスは人間に神と同じ不老不死は与えられないとし「永遠の眠りと引き換えに永遠の若さを保つ」ことを提言。

エンディミオンは不老不死と引き換えに永遠に眠り続ける事になります。

セレーネは夜ごとエンデュミオンのもとを訪れて、夢の中でエンディミオンと会瀬を重ねます。(あるいは眠るエンディミオンと交わり)セレーネはエンデュミオンとの間に暦月を司る女神メーネ50人を出産。


記事を読んでいて私は、自分の中で
リンクするものを心で感じ取ってしまい。
涙が流れた。

なのでここに記事を残しておく。


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