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#10 私と母の戦闘日記

毎日のように長文ラインを続ける日々。

「”あんな会社”はあなたには”合ってない”」

あんな会社ってなに?合ってないって、どういう意味で言ってるの?根拠は?

「私達はただ否定してるんじゃなくて、あなたのことが”よくわかってるから”、あの会社にいたら”だめになる”と言っているの!」

あなたのことがよく分かってる?本当に?だめになるってどういうこと?

私にとって家族は、私の存在を受け入れてくれる場所ではないと、どこかで思っていた。褒めてくれるときもあり、嬉しく思っていた時もある。しかし、溜まった不安をまとめて私に言ってくる母には、嬉しいと思った気持ちさえも、素直に受け入れられない気分になっていった。それに事実、褒めていたとしてもその裏には不満だったり、思うことがあったりして、素直に受け止められるものではなかった。

私は、小さい頃から習い事をしていた。習い事自体もお金がかかるものであったことに加え、留学などもした。多大なる時間とお金と労力を、弟にも手伝ってもらいながら、費やしたことは、私の弱みへと一転していった。

あんなにあなたに時間もお金もかけたのに!あなたのやりたいようにさせてきたのに!

感情が高ぶった時にだけでる、そうした感情は何よりも心と、頭に残った。

だから私は、小さい頃から無意識に考えるようになっていた。母を、喜ばせるにはどうしたらいいだろうか。母に、何かを言われないようにするにはどうしたらいいだろうか。

そうした想いは、周囲にも迷惑をかけることを本能的に察知していたのだろう。友人を特定されないように話すことさえ、当たり前になった。

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