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#3 私と母の戦闘日記

母に就活を宣言し、私は就活を中心に生活を送った。

研究室も行きながらの就活は、なかなか厳しく、両親に自分の状況を伝えるどころではなかった。

ただ忙しさと同時に楽しさもあり、楽しいんだ、という面だけを母には見せていた。

・・・

『就活どう?』

「今日はね、東京で説明会に行ってくるよー。」

『そうなの。どんな会社なの?』

「◯◯系の会社の説明会だよ。」

・・・

親の好みの業界くらいは、察していた。だからこそ、そこまで反感を買わないような業界を伝えつつも、私は自分のしたい就活を、続けていた。

つまり、全く違う業界を探して選考を進んでいた。

私にとって大切だったのは、親のことを考えるより、自分の心の赴くままに就活をすることだったのだ。

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