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はじめてのオーストラリア旅行

#恥ずかしい話 #オーストラリア #機内エピソード #飛行酔い
画像提供:© Qantas Airways Limited ABN 16 009 661 901



ずいぶん前のエピソードになりますが、わたしがはじめてオーストラリアへ行った時のお話しをしたいと思います。

その頃周りの友人や知人の間では、ワーキングホリデーや留学をする人が沢山いました。友人の一人は、オーストラリアのシドニーでワーキングホリデーに行くという事でVISAを取得して間もなくオーストラリアへ旅立っていきました。

一度はオーストラリアへ行ってみたかったので、滞在中の友人にお願いをしてステイ先にお邪魔させてもらう事になりました。

これからお話しする事は、最初で最後一生忘れられない出来事です。


海外へ一人で飛行機に乗ることは初めてではなかったので全く抵抗はなかったのですが、私が搭乗したカンタス航空機は離陸して間もなく激しい乱気流に巻き込まれてとにかく揺れがとても凄かったんです。

ちょうどジェットコースターで下へ降りる時の腰の浮くあの感じが、何回も長時間続きました。その日は元々体調が余り良くなかったのもありましたが、わたしはすっかり飛行機酔いをしてしまいました。


時期的にオフシーズンという事もあり3シートの座席には私だけだったのでCAさんが心配して下さって、シートのひじ掛けを全部上にあげてくれたので横になって寝る事ができました。10時間のフライト中は機内食にも一切手をつけずに、ただひたすら寝たままの状態で海を渡りました。

ようやく10時間のフライトを終え無事にシドニーへ到着したのですが、わたしは自力で起き上がることすら出来ない状態で、うだうだしている内に乗客はみんな降りてしまい自分一人だけになってしまいました。そして機内をお掃除するクリーン隊まで登場して掃除機を掛けはじめたのです。

自分『 わぁーどうしよう!! 』と焦っていると

CAさん『 大丈夫ですか? 車いすを用意しましょうか? 』

私の状態をみて素早く連絡をとり用意をしてくれていました。
もはや『 お願いします 』との返事もできる状態ではなかったので、ハッとみた時には横に車いすがスタンバイされていました。

そうです・・・わたしは車いすで飛行機を降りそのまま税関を通りオーストラリアへ入国をしたのでした。

ちなみに税関ではパスポートに入国印を押すだけで、何も聞かれたり確認などもされずフリーパス状態での入国と言う奇跡が起きました。本来ならアメリカとは違いツーリストでもVISAが必要だし、ツアーでもない60日のオープンチケットで滞在先も伝えていない日本人女子ひとり旅なら入国はとても厳しいはずなのにいいのかな!?・・・とだいぶ落ち着きを取り戻した時に、ふと冷静に思いました(笑)

そして到着ゲート前で私を待ってくれているはずの友人とは中々会えず、かなりの時間を費やして無事に再会を果たせたのですが、
友人曰く『 まさか...到着ゲートから車いすで登場するとは思わなかったから油断してたよ。ずいぶん早くから見ていて気づかなかっただけかもね。 』
と言われて緊張とドキドキがしばらく止まりませんでした。

その後はシドニーを思う存分に満喫して楽しんだので、今思えばとってもはずかしいけれど忘れられない想い出になりました。


最後にシドニーに滞在していた頃のリアル写真を数枚UPしました↓↓

写真をiPhoneで再度撮ったので鮮明ではない部分もありますが、この先は有料にて公開していますので宜しければポチっとお願いしますm(__)m 
なんだかこっちの写真の方がもっと恥ずかしいかもも・・・(笑)


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