11分間

官能小説ではないと思うけど、内容はまさに、セックスを通して学んでゆく愛。

男性である作者PauloCoelhoがどうしてあそこまで女性の感覚、感じ方を表現できるのがただただ不思議でならなかった。それくらいリアル。

最近の恋愛は、出会いから、セックスするまで、恋人になるまでの距離を縮めがちだけど、この小説の中では、セックスライフを俗的な欲望のはけ口として使いすぎたあるいは使われすぎた主人公たちが、より高いレベルで満たされることを求めて相手のことを少しずつ少しずつ味わっていく。溶かしていく。たまらなくセクシーなプロセスを相手を求めすぎない距離感を保ちながらも、頭の中の相手のイメージを膨らませていく。

そんなプロセスを味わう中で主人公たちのライフスタイルを描いていくような作品だった。

とてもいい本だった。私も必ず出会うと信じている、私のパートナーとはじっくりと時間をかけて育んでいきたいと思う。

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/265132/A000339311/

そんなことを私も日記に書いていた矢先、今日のInstagramでのMae Yoshikawaさんの投稿に心が高鳴る。

私はどこへむかうのだろう。

どこへ向かうか分からない時には、電車を待つようにじっと座って待機する静かに待ち続けなさい。ソワソワ考えずに待ちなさい。

けど、いつか自分の時が来たら必要なのは「決意」

自分の行きたい方向を見つけたら、間違った列車に乗らないように

全世界があなたと違う方向へ向かおうとしていても、

あなたはあなたの決意の通り、自分の道を行きなさい。

その列車に乗ったら、見返りへの何の期待も持たず、リラックスして過ごしなさい。

列車に乗ったのだから、行く先へ行くのだから

心を忙しなくする必要はない。

https://www.instagram.com/p/CMuHSrLDYOZ/

はい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?