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職場の飲み会のカラオケで歌うべき曲

 職場の飲み会の二次会・三次会でカラオケに行くことがよくあった。若手としては絶対に失敗できないという謎の使命感に駆られ、タンバリンを手放せない人も多い。カラオケの選曲はかなりセンスが試される。特にそこに参加している面子によって選曲を変える必要があり、これが一番難しい。一応自分の中では鉄板が決まっており、50代~の方がいれば「地上の星」が鉄板、同年代~40代なら「硝子の少年」、あえて煙に巻きたいときは「北酒場」をチョイスしている。ここ数年はコロナでカラオケに行くことがなくなったのだけど、今後20代がいる場合はどうすりゃいいんだろう。どうしても年上受けを考えた選曲になりがちなのだけど。自分が普段聴く曲はカラオケに適していない曲が多く、歌いにくいものが多い。そもそもカラオケに曲が入ってなかったりする。アップルミュージックのトレンド曲を見てみたけどほとんどわからん。そもそもテレビをみてないから音楽番組も見てないし、ラジオも聴かない。そういえば小学生の頃ラジオを自作していた時があった。他に娯楽がなかったから、夜はラジオを聞いてる小学生だった。
 あんまり普段聴く曲の話をしたくない。なんとなく自分のことがバレそうで怖いからだ。なので、何かお勧めのCD(CDというのがもう古い)を、と言われたら、とりあえずピチカートファイブのベリッシマを渡してお茶を濁す。よく聴く歌手について聞かれたら、若い人ならトーフビーツ、洋楽ならOKGOをお勧めすればいいと思う。音ゲーならTAKAの哀愁ユーロとか。そういえば音ゲーについては、過去にスマホの待ち受けをxepherにしていて職場の先輩にオタバレしたことがある(その先輩は重度の音ゲーマーであった)。趣味って怖い。
 ちなみに新卒SI時代、一曲目で「北酒場」を入れて場内退場をかましたのち、みんなが酔いつぶれたタイミングで趣味のキャラソン(マクロスFのシェリルノームの曲)を入れたところ、とある先輩(30代中堅)がシェリル大好きマンであったためにキャラソンリレーになってしまったことがある。後日、先輩からお客様と弊社側のメンバーで月に一回開催しているアニソンカラオケ会への参加を打診された。職場のカラオケでは最後まで気を抜いてはいけないという良い戒めになった。

※カラオケで「北酒場」を歌うと、「あれ?」という空気になり、その後自分にマイクが回ってくることはない。どうしても歌いたくないが何か入れないといけないときの決めの一曲である。何度も助けられた。
自分の中ではうまく歌える曲のひとつである。


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