姉川 司

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現代短歌に思うことなど(はじめます。ご協力よろしくお願いします。)

 始めに述べておくと私は短歌が大好きです。だからこそ、現代の短歌について客観的に捉えている自信はありません。今から述べることは、嫌だなと感じる箇所や、異なる意見を持つ箇所など様々だと思います。あくまで、今の自分が現代短歌について思うことなどを文章にしようと思った次第です。また、今回の記事での現代短歌とは、主に2010年以降の短歌を指します(著作権等が怖いので、他の方の短歌は掲載していません)。  さて、わたしは現代短歌について「おもしろい」、「すごい」などの形容詞を第一印象

    • 映画「滑走路」を観て

      先日、萩原慎一郎の処女作であり遺作である歌集「滑走路」をもとにした映画「滑走路」を観た。 次の一首はエンドロール後にスクリーンに映し出されたものである。 きみのため用意されたる滑走路きみは翼を手にすればいい 私が今まで観た映画の中で、ここまでエンドロール後に力をもらったことは無かった。そして、それが短歌になるとは、予想もしていなかった。 短歌を詠み始めて6年が経った私は、少しも短歌が、言葉が持つ力をちっとも分かっていなかったらしい。映画の中では、言葉の力を痛みも表現されて

      • はじめまして

        noteの存在を知って、約半年が経った。 わたしは現在(2020年11月22日)、大学1年で工学部に所属している。 塔短歌会に所属しており、短歌をよ(詠・読)むことが好きだ。 創作に最も力を入れているのは短歌であるが、現在執筆している長編小説に加え、今後は短編小説、詩においても精力的な活動をしていきたいと考えている。 __________________________________ わたしが短歌を始めたのは中学2年のとき。学校の国語の時間に短歌・俳句の授業があっ

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