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カレーにはラーエターがもうかかせない(あね)

いもうとへ

とんでもない本を出してきたね…!!大どろぼうシリーズ!懐かしい…私も月並みな言葉しか出てこないわ。面白かった、って。

それにしても、私も食べ物が出てくる本が大好きだった。思い出すのはなんといっても「チョコレート戦争」のエクレア。フランス語ではエクレール。語源は稲妻だったよね?稲妻のようにあふれるクリームは、上品にフォークなんか使ってはこぼれてしまうと記憶している。それから社長さんがその日に作ったお菓子をチェックして言った言葉。「今日のババロアはわりがかちすぎてるな。」って、謎…!

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そして物語の中の食べ物は、それが出てくる情景と共にある。美しく悲しい小公女セーラの甘パン。干し草のベッドで寝るハイジの白パン。蕎麦がきが出てくるお話はごんぎつねだったか。そんな話はあなたの得意分野だと思います。いつか書いてね。

話は大どろぼうに戻るけれども、そんなオシャレなカレーが書かれていたことは覚えていなかったなぁ。子どもにとってもカレーと言えば、じゃがいもとにんじんと豚肉が入ったあれだよね。戦時中で言う「黄色汁かけ飯」。ついでにスキーは雪上滑走機。野球でアウトはダメ、セーフはよし。ちちの言葉です。

最近はほうれん草のカレーもヨーグルトの入ったカレーも普通になったね。

カレーといえばスパイスだけれど、スパイス使いの達人の友達がいて、彼女の作るインド料理は本格的かつ絶品なの。しかもカレーの背景にある文化や歴史的な知識も豊富で、学校に講師として呼んだこともあります。そんなわけで最近我が家でもスパイスが身近になってきました。

彼女に教わったことを少し紹介します。

まず、カレーの色と味の基本は、クミン、コリアンダー、ターメリックの3つ。そして塩。インド料理の調味料は塩しかなくて、あとはスパイスなんだって。それから仕上げのガラムマサラ。ご存知の複合スパイスだよね。私はチリパウダーの入った赤くて辛いのが好きだけれど、子どもたちには友達が調合してくれた辛くないやつを加える。

ガラムマサラって、前提として加熱しなくてもよいスパイスで出来てないといけないのですって。メーカーでもこの決まりを守っていないところがあるらしい。ターメリックは加熱しないと苦いので本当は入れてたらダメ。

日本に定着しているタンドリーチキンやキーマカレー、バターチキンカレー、ナンなどは北インドのご馳走料理。南インドはサラッとしたカレーの米食。東インドは魚介類がとれるので、マスタードオイルのシーフードカレー。さらにベジタリアンの多い西インドや、ネパールやスリランカなどの料理もまた趣向が変わって面白いのだそう。ちょっと覚えきれないけれど…。

友達は、この世界のスペシャリストという香取薫先生の弟子なのですが、その香取薫先生のレシピからラーエターを拝借するね。ラーエター、知ってる?ヨーグルトをカレーにかけるのよ。白色汁を黄色汁の上に。そしてライスとのハーモニーー。大好き!

https://www.ntv.co.jp/3min/recipe/20130810/2/

あまりに美味しいから、朝のヨーグルトに変えてこれを食べてた時期もある。白米にかけて茶漬けのようにも食べられる。パクチーも育ててる。

でも今年の夏はまったのは、インド式レモンスカッシュ!スパイスの調合は、

・ローストクミンパウダー
・カルダモンパウダー
・ブラックペッパー
・ピンク岩塩

これらを1:1:1:0.5くらいの割合で混ぜればオッケイ。で、グラスにこんもり入れて、レモン汁を加えて、三ツ矢サイダーを注ぎます。ぐるぐるかき混ぜて氷を入れましょう。もう見た目も匂いも泥水かってくらいに仕上げるのが正解。飲む環境は猛暑であればあるほどよい。これを、くーっと飲んで、底に沈んだスパイスもすくって食べちゃう!!かーっマハラジャ!!

やってみて…札幌の夏はもう涼しいのかしら。お盆過ぎれば涼しいのが当たり前だけれども、昨今は気候も変わったかな。

本当は違うはなしを書くつもりでしたが、何だか完結してしまったので今回はこれで。

ところで長男は本を読み返すことはないのですが、2019年の中居正広の珍プレー好プレーを何十回と見ています。なんで…って思っていたけど、もしかしたら自分の野球スキルが上達すると共に、見えてくることがあるのかな?!

考えすぎか。ちんぷこんぷ見よーって言ってます。

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