見出し画像

トレンド判断をするときの注意点

相場の波を認識して、ダウ理論を用いて
現在の環境がトレンドか、レンジかを見分ける方法を
ご説明しました

その中でトレンドを判断するときに、
初心者の方が良く間違える注意点があるので
説明します。


上昇トレンドとはどういう状況か?
と質問すると、
『高値を更新している状況』と
答える方が多いですが、これでは足りません

上昇トレンドとは、
『高値を更新し、安値も切り上げている状況』
というのが正しい答えになります

下降トレンドであれば、
『安値を更新し、高値も切り下げている状況』
というのが正解です。

上昇トレンドで説明すると、
前にある高値を更新した場合、この段階では、
『上昇トレンドになる可能性』が
考えれる場面であり、
まだ上昇トレンドではありません

ここから安値の切り上げが見れて
初めて上昇トレンドと判断します

安値の切り上げとは、
簡単に言うともう一度次の波で
高値を更新できた、と
思ってもらえれば良いかと思います

下降トレンドであればその逆になります。

画像1

高値を更新したから、
安値を更新したから、
というだけでトレンドの判断をして
エントリーをすると
相場に振り回され、ダマシに合う可能性も高く、
無駄な損失を作ることになります

トレンドの判断をするときには
必ず高値安値の更新の次の
高値安値の切り上り切り下がりを確認してから
トレンド判断をするようにしてください。

画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?