見出し画像

おはようございます。てまり作家のAndyです。

てまり作家やってます。っていうと、だいたい言われる第一声が「てまりって何ですか?」って言われます笑 悪気がなくいわれるので自分がマニアックな世界にいるのだと実感します。

てまりは伝統工芸品でもあるですが、実用性が皆無です笑 起源は蹴鞠から来ていて…とか手毬唄とあるように上に放りながら歌ったり、地面について歌ったりとか。有名なのでいうと ♪ あんたがたどこさ肥後さ~って歌、あれは手毬歌ですよね。小学校の頃やってたりしませんでしたか?そんな感じでWikipediaさんで知ったてまり情報をフル活用してお話します。

だから「てまりって何の役に立つの?」って言葉を聞いたことあります。実用性がないからそうですよね。そこで言えるのは『何の役にもたたない!』です。

てまり作家がそんな事いっていいの?って思うけど究極的に言うとそうなっちゃうんですよね。ただ…みなさんに言いたいのは、役に立たないものって持ってても意味ないんですか?ってことです。

てまりってどちらかというと想いとか気持ちを込めたもので、てまりは模様に意味があったりして魔除け・長寿・益々良くなるとか何かしらの吉祥模様が入っています。私はそれに想いを込めて贈り物にいかがですか?って提案をしています。

例えやすいのは麻の葉模様なんですけど、鬼滅の禰豆子ちゃんの着物の柄です。麻という植物は成長がとても早いそうで、その成長の早さから子どもがすくすく成長していって欲しいという願いが込もった模様なんです。だから、子どもの浴衣の柄でよくあったのはそういう意味もあるからなんですね。別に大人が麻の葉柄の浴衣とか着てはダメなんて言わないですよ。大人でも成長する事はできるし、あとは魔除けの意味もあるので全然大丈夫むしろ着て欲しい。私はてまりを習って作るようになってから麻の葉柄が好きになりました。作るのもバリエーションがたくさんあって、それも魅力の一つですね。

麻の葉の話でかなり脱線しました…麻の葉柄が大好きなので話始めると止まらないのです。また別の機会続きの話を書ければいいなと思います。   てまりは想いを込めたもの。贈り物としてもそうなんですが、作るのもそうなんです。私てまり教室に習い始めててまりを知ったのですが、作ってる工程で思ってた事がてまり見ると思い出すんですよね。

あの時こんなテーマや気持ちでてまり作ってたなぁって思い出せるんですよね。記憶はあんまり良いほうじゃないんだけど。この時はすごく気持ち的に沈んでた。とか この時はすごく楽しくてすぐ完成させたな。とか やっぱそれって気持ちがあるからなんだと思います。

人は気持ちのあるものが印象に残りやすい

さっき書いた「てまりって何の役にたつの?」って言葉、あれ初めに聞いた時すごく悲しかったんですよね。その言葉を放った方の言い方もあるんですけど思いやりが感じとれなかったんです。言い方?!って思うけどそれって結構重要じゃありませんか?

私はこれが好き。それを自分は受け入れられるのか、受け入れられないのか受け入れられない時に自分はそう思わないけどそんな人もいるんだね。と過剰に良いを反応するでも突き放すでもなく、そっと適度な距離をおいて欲しいと思ったのです。

受け入れなくてもいいから、そんな物もあるんだね。と見守って受け入れるのってこれからの時代大事だなって思います。                という事で今日はこの辺で。また少しずつ色んな事を書いていこうと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?