FM_交換日記

Day31_夏、Evolution

先日、関東にきて3年目、初めてBBQをした

北海道出身の僕からしたら、信じられない光景が広がっていた

地獄の猛暑に加え、地獄絵図が広がっていた

しかも、入場料500円を取られ
そして、座席セッティング料(謎)としてグループ全体で3.5万支払うことに。
関東クオリティだ。

それにしても、どうして夏になるとみんな、海に行くのだろう。
どうして水辺に集まるのだろう。
下手すれば、水辺よりも森の中の方が涼しいことだってあるのに。

ここで、ヒントになるのが『水中進化論』だ。

その昔、肉食動物に身を追われた猿の一部が浅瀬に逃げ込み、
安全な浅瀬を生活空間としたという。
しかし、しだいに浅瀬の食料がなくなり、
だからといって、陸に戻れば肉食動物の餌食になるので、
「こうなったら、もっと水深が深いところに行こう!」と一大決心。
猿は食料を求めて、さらに深いところに進んだのだ。

四足歩行では深さに対応できないので、二足歩行となり、
水中で動き回っている間に「水かき」が発達した。
その状態で陸に戻ってきたのが人間だというのが『水中進化論』だ。

この人間の進化と実によく似た進化を辿った生き物がいる。
ガラパゴス諸島のイグアナである。
ガラパゴス諸島には実に3種類のイグアナがいる。
陸イグアナ、海イグアナ、そしてハイブリッドイグアナである。
もともとは陸イグアナだけであった。
陸イグアナはサボテンの花を食べて暮らしていたが、サボテンは背が高く、陸イグアナは背が届かない。
結局はサボテンの花が自然と落ちるのを待つしかなかった。
しかし、一部の陸イグアナが「海は食料が豊富らしいぜ!」と、生活空間を海に移した。
岩にしがみついて、潮の流れに流されないように「爪」が発達した。それが海イグアナである。
ところがどっこいエルニーニョ現象が起こって、海の資源が乏しくなる。
そして、「こりゃマズイ!陸に戻ろう!」と、陸に戻ってきた一部の海イグアナが、陸イグアナと交尾をして誕生したのが、
ハイブリッドイグアナである。

このハイブリッドイグアナの凄いところは、爪が発達しているので、
なんとサボテンをズカズカ登って、花をバクバク食べちゃえるのである。
もう、花が自然に落ちるのを待たなくてもよくなったのだ。

ガラパゴス諸島のイグアナも人間同様、
生きていく中で「水辺」を挟むことで劇的な進化を遂げたのだ。
なるほど。
生き物は「水辺」を挟むと劇的な進化を遂げるらしい。

夏、Evolution
夏の男女は進化を求め、水辺に集まっていることがここから結論づけられる。

そして、御多分に洩れず、わたくしあんでぃも進化を遂げた。

もう、いままでのあんでぃじゃないゼ!


#真っ赤に日焼けしました


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