ググるを知らずに僕らは生まれた
先日こんなつぶやきをしました。
私の職場では20代の女性が非常に多く、情報をどのように入手しているかをよく聞くようにしています。
とある女性の夜はこんな感じ。
帰宅して、食事を済ませたら、スマホでインスタを開く。
まずストーリーズを一通りチェックして、
発見タブをサクッと見る。
時間があればフィード投稿をチェックする。
テレビは無いから、ニュースはラインニュースとかアプリから拾っている。
同様に、複数の若いスタッフからヒアリングしてわかったこと。
彼女らは自ら情報を検索することはあまりないということでした。
ググるを知らない世代
先日、鳥取の地域ブロガーさんと情報交換をする中で、こんなお話を聞きました。
高校に課外授業のような形で、講義をする機会があったんです。
その際に、私のブログを検索してチェックしてもらおうとしたのですが、、、
検索結果のページをみて、
『どこを押せばいいんですか?』
と聞かれ、衝撃を受けました。今の高校生はググった経験があまりないんでしょうね…
この話は私も衝撃でした。
いわゆるデジタルネイティブ世代というのでしょうか。
小さな頃からデジタル機器に囲まれ、wifi環境がほぼ当たり前の状態を青春時代を過ごした人々は、検索窓に自分の知りたいことを打ち込む経験があまりないようです。
というよりも、その必要がなかったと言った方が正しいかもしれません。
キーワードを推理する時代は今は昔
i-modeなどが一般的になった時のことを思い出します。
検索窓にどんな言葉を入れれば、自分の欲しい情報にたどり着くのか?
なんて、推理ゲームのような毎日。
それはまるで、道なき道をかき分けて目的地に向かう旅路のようでした。
そこで身についたのが、自分の知りたいことを言語化するスキル。
いわゆる知りたい情報に合致した”キーワード”を見つけ出し、検索窓に打ち込む。
「知りたい情報これじゃないし…」を何度も繰り返す中で、知りたい情報へアクセスする時間も短くなっていったような気がします。
しかし、時代は変わりました。
年々発達していく人工知能が、私たちが知りたい情報を先回りして提案してくれます。
また、各種SNSも長い時間を利用してもらうために、情報提供の動線をスムーズに整えてくれます。
全てが綺麗に舗装された道路で、何不自由なく旅することができます。
舗装された道路しか見たことの無い世代。
検索窓に言葉を打ち込まなくとも、知りたい情報はたくさん入ってくるわけです。
ではこの時代にどう発信をしていけばいいの?
では、この時代に発信しようと思っている人は何を注意したらいいのでしょう?
2年近くブログなどのメディアで情報発信をしてきた私が思うことは、
情報流通の時代の流れは早いということです。
ブログを始めた当初は、そこまでSNSのことが騒がれていませんでした。
「ブログだけでどうにかやっていける。」
という風潮がありました。
しかし、今やブログとSNSをいかに掛け合わせるか?が当たり前になっているように感じます。
ブログで発信する情報を、いい具合に切り分けて(加工して)、SNSでも発信していく。
なぜならば、SNSからしか情報を入手しない層が非常に増えているから。
若い方だけでなく、私のような30代〜40代でも増えているように感じます。だからこそ、SNSとの連携をうまくしていく必要がある。
ただね、ブログもやって、SNSもやって、そのために画像や動画もやって、、、
ってなかなか難しいですよね。
そこで、私が兼ねてから提案している情報の多毛作が有効な手段ではないかと思っています。
過去に私が9毛作をした経験をシェアしていますので、参考までにご覧ください。
この時代の発信活動は大変かもしれない。
しかし、可能性は無限大なので、ある意味チャンスかもしれません。
多毛作の作戦が、皆様の発信活動の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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