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言語化の訓練・死と再生の体験・精神科で自己理解を深めた2019年

旅館業7回目の大晦日。

世間は年の瀬の空気感に包まれているのだろう。

例年あくせくと働き、気づいたら年が明けていた・・・

それが旅館業の宿命なのだ。

そんな忙しい中でも、2019年に起こったことを振り返っておきたい。

この振り返りを見て、1年後の自分がどう思うかが楽しみだ。

ブログのおかげで一歩前に進んだ

2019年の大きな変化といえば、ブログを本格スタートさせたこと。

とにかく飽き性の私。

7年間今の仕事を続けてきて、このままでいいのか?と常に不安を抱えていた。

「自分で商売をしたい!」

「好きな人と好きな場所で好きな時間に仕事をしたい!」

ぼんやりと描いていた理想の未来を考えることもなく、ただなんとなく生きてきてしまった。

忙しさを理由に。

未来も見てないし、今も生きていない。

なんとか状況を変えなければ!
と、藁をもすがる思いで始めたのがブログだった。

「ブログでお金を稼げる」

そんなことも魅力の一つだったが、どちらかというと、自分のスキルアップにつなげたいという思いが強かった。

自分の考えを言語化すること

情報を発信し、届けること

そんな本質的なスキルを身につけたくなり、始めてみたら、これがまた面白い。

情報発信の奥深さたるや。

どうやって自分を差別化し、ブランディングしていくのか。

そんなことばかりを一人ブレインストーミングする日々。

でもね、知らない世界を旅する時にはとにかく集中力と行動力を発揮できる自分。

すべての趣味を一旦ストップ!
とにかくブログに時間を費やした。

その結果、開設10ヶ月で月間12万PVという数字を叩き出す。

ビジネスが具体的に進んでいるわけではないけど、
ブログのおかげで自分の思考を磨き上げる訓練にもなったし、今後の活動のアイディアもたくさん生まれている。

今後は、よりWEBの世界とリアルの世界を結びつけて、発信・交流をより深めていきたい。

初の南米旅・皆既日食

2016年3月のこと。
インドネシアでの皆既日食を体験した私は、言葉にならないほど心が震えていた。

この体験、また味わいたい。

まるで麻薬のような甘美な体験だった。

中毒者のようにネットで調べ始め、
狙いを定めたのが、2019年7月の南米チリでの皆既日食。

3年越しの南米旅はそれはまたすごい体験だった。

あっと言う間に変わっていく世界の色。

青でもない、黒でもない、紫でもない、

形容できない色が自分たちを包み込む。

身体が感じるのは、寒気。

太陽がどれだけ大切な存在かということを身体で理解する体験。

周りでは、吠え出す人たちがたくさんいるが、その気持ちもなんとなく理解ができてしまう。

しばらくして、黒い円の端から、一筋に光が広がり出す。

「生まれた。。。」

死と再生

破壊と創造

そんな言葉ふさわしい体験。

それが私にとっての皆既日食。

こんな体験のおかげで、自分の心の奥底で何を求めているのか、改めて考えさせられた。

自分は何者なのかもっと知りたい

知らない世界を見てみたい

もっとたくさんの人と出会いたい

自分は欲張りなのだ。

そして、

自分のことを知るために精神科に行ってみた

自分って、どこか普通の人とちがうよな?
とかねてから思っていた。
思い切って精神科の先生から診断を受けることにしてみた。

結果はビンゴ。

自分はとある障害を持っていることがわかった。

でも、
不謹慎かもしれないけど、めっちゃ安心した。

だって、得体のしれない自分がどんな人間か理解することで前に進むきっかけになると思ったから。

このお話は別の機会に詳しく書こうと思うが、とにかく今は前向きなのだ。

ってことで、2020年も行動あるのみでいきます。
来年もどうぞよろしくお願い致します!

皆様、よいお年を!

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