カリカチュアのススメ

”カリカチュア”にはまっている。

”カリカチュア”とは風刺画のことで、人の特徴を極端に誇張した”おもしろ似顔絵”のこと。

元来、人の特徴をつかむのがうまいので、似顔絵は得意だった。ついでにいえばモノマネも得意（声は変わらないのになんか似てるってよく言われていた）。

ある日、クライアントから上司の誕生日プレゼントにLINEスタンプを作りたいという相談が入った。僕が以前、その上司の似顔絵をさらっと書いたことがあったからだ。

そこで書いてみることにした。そこそこ書けたのだが、書いていくうちにさらに技術的向上を望むようになり、調べると”カリカチュア”という分野があり、オンラインで講座が受けられるという。

仕事の一貫でもあるので申し込んでみた。その日から僕のカリカチュアな日々が始まった。

僕はテレビをよく見るのだが、CMやドラマに出ている俳優さんを見ているうちに、むくむくと書きたい気持ちが沸き起こる。気づいたら100枚つづりのノートが終わっていた。少なくても50人ぐらいの似顔絵を書いただろうか。

スポーツでも武道でも初心者のころは量が必要である。圧倒的な練習量が基本を作る。というわけで、日に日に僕のカリカチュアの腕前は向上している。何かにこんなにはまったのは久々だ。

ちなみにヘッドの画像はお笑い芸人の”霜降り明星”の粗品さんだ。絵全体を掲載できないので似てるかどうかはわからないかもしれないが、自分ではかなり満足した出来だ。