マジンガーZの思い出

マジンガーシリーズが最初に放映されたのは1972年のことで、自分が生まれる10年前だから、リアルタイムで見たことはない。自分がマジンガーZの存在を初めて知ったのは「スーパーロボット大戦」シリーズからである。1991年のシリーズ初代の作品以来、マジンガーシリーズは形を変えつつも毎回出演している。自分がスパロボシリーズを初めてやったのは「F」からだがその時に知った。

正直に言えば、その頃は機体としてはそんなに強くなかったが、その声を受けて、マジンガーZにも（グレートマジンガーとは別の）パワーアップ機体が出てきて、その名前はマジンカイザーが出てきた。

自分がスパロボ関連でマジンガーシリーズで一番印象的だったのは「α外伝」の時だった。それまで影の薄かったグレートマジンガーの主人公、剣鉄也がシナリオ上でかなり活躍して、しかもそれまでのスパロボにはない活躍の仕方をし、なかなか熱いシナリオ展開を見せてくれた。

自分が映像の作品で見たのは、2018年くらいに放映された「マジンインフィニティー」である。これは映画であるが、新しい作風を打ち出しつつも、それまでのファンにも向けた内容のある良作だった。特に後半のアクションシーンはなかなかのみものだった。この映画もやはりスパロボシリーズには参戦していて、公開翌年に早速参戦することになった（あまり映画のようなスピード感がなかったのは残念）

放映されてから50年近く経過しているが、それでも今でも何かしら新作が出ているのは、やはり相応に名作だからなのだろうか。一番最初の初代の作品がどうしてここで有名になったのかは未聴の私にはわからないが（そもそもよく考えてみれば本作はロボットアニメとしての先駆的な存在でそのことがエポックメイキングなのだろう）初放映から四十年以上経った今でも新作が出るのはやはり相応の魅力があると言うことなのだろう。新作が出ればまたぜひみたいと思う。