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ゲーム感想記48-4 ロックマンX8
『ロックマンX8』はXシリーズ最後の作品である。さんざんな出来だった『X7』の続き、ということで出来が不安視されていたが、実際はそれえに比べて本作は良作と言っていい出来であった。スピード感は戻り(3Dは廃止された)、敵の挙動等でもおかしなところはない。難易度もいい按配で(難易度変更可能)、ストレスはあまり感じない。
問題があるとすれば、変則的なステージが多い、ということである。8ステージのうちシリーズ王道としてアクションしていくステージはなんと1ステージのみで、他のステージは今までにない仕掛けがあるステージとなっている。パズルみたいだったり、巨大メカに追われたりと、よくも悪くも多彩である。これには完全に評価が分かれるだろう。また乗り物にずっと乗り続けるステージが二つもある。(特に初見では何をすればいいかわからないダイナスティは評判悪い。良好な出来のセントラル・ホワイトも即死ポイントも多数ありそして長い)
しかし私としてはそれまでのシリーズにはない味わいがあり、かなり楽しんでプレイすることができた。アイディアが詰まった作品であると言えるだろう。
また各キャラはステージのメタルを拾って開発するチップで強化することになっている。ライフゲージを増やしたり残機を増やしたりするのもこれによって行われる。これまた結構多彩だ。思わぬ要素もあったりして、結構楽しい。
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『X5』から方向性が変になっていたシリーズで安定した出来となった本作は名誉挽回した、というところだが、現段階ではXシリーズの最後の作品となってしまっている。エンディングでは続編を匂わせていながら、二十年経過した今『X9』は発売されていない。『ロックマン11』が発売されたことによりXシリーズも新たに出るのではないかと期待されたが、結局ソシャゲが出たばかり(しかもサービス終了している)であった。今後はどうなるか
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