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会社員を辞めて開業届を出しました

半年前、悶々と転職を考えていた私が開業届を提出してきました。
デザイン系会社員を退職し、現在はフリーランスとしてWEBデザイン/コーディング・グラフィック・DTPなどの制作を行っております。

仕事に対する考え方や、どんな働き方が合っているかは本当に人それぞれというところで、私はフリーランスという働き方が自分に合っている…と、やっと「認めてあげる」ことができたため、挑戦することにしました。

且つては、やはり人生は安定だ会社員だ社会保険だ福利厚生だ!と15年の社会人生活で強火のステレオタイプを極めていた私が、キャリアブレイクから半年の間にフリーランスになろうと決意した経緯は、別の記事で話そうと思っています☝

でも開業届って難しいんでしょ…税務署…と思っていたあの頃の私への備忘録として、書類作成から提出までの流れをとっても簡単に記します。

開業届を事前に作っておくと楽だった

私は弥生のかんたん開業届を利用して、事前に書類を用意しました。

もともと同じ弥生株式会社さんのサービスmisocaで見積もり・請求書を発行していため、同じ弥生IDで利用できるこちらのサービスを利用してみることにしました。

ログインしてから必要に応じてフォームに入力していくと、実際の開業届のフォーマットに自動的に必要に応じた項目の入力がなされて、最後にpdfで出力するだけの本当にかんたん開業届でした…!

  1. 必要に応じてIDを作成し、ログインする

  2. フォームに必要な情報を入力する

  3. 開業届のフォーマットに内容が反映される

  4. pdfとして出力

色々調べながら開業届を作るぞと満を持してやってきたカフェで、コーヒーを飲む前にすべて完了してしまいました。早すぎる!かんたんすぎる!

すぐできた

必要に応じて開業届と一緒に提出する「青色申告承認申請書」も出力されるので、もう便利の極みです。

実際に税務署へ行き、用紙をいただいて手書きで記入することもできるのですが、実際にオンライン上で作成をしてみた感想としては「ここは空欄でいい」とか絶対私にはわからなかった気がする…ので不安な方は、是非オンラインでの書類作成をお勧めします。

いざ税務署で提出(オンライン完結もできます)

わざわざ税務署へ行ってみたのは、行ったことがなかったからです。
出力したpdfをクリアファイルに携えて、いざ管轄の税務署へ。

窓口に提出すると、お疲れ様でしたとの一言。
えっ終わり!整理券を取ってから1分あまりの出来事でした。
思わずこれで終わりですか?と聞きましたが「はい!」とのこと。

しかしこれも事前に書類を作成していったおかげです。
こんな感じで、私はあっさりと個人事業主デビューを果たしたわけです。

自分の好きなことだけして働きたい

こんな風に思うたび、且つてはかならず「社会はそんなに甘くないよ」と私の中の小さいおじさん的なものがイヤミにつぶやいてきていました。う~イヤな奴だ。
しかし今は自分の気持ちに寄り添うことを阻害してきていたそのおじさん的な妖精的な概念とも決別し、すがすがしい気持ちです。長い付き合いだった。世話になったな。

好きな事だけといっても、横暴に、自己中心にということではなく
私がずっと望んでいた「クライアントフォーカスされたデザインを仕事にする」を実現したかったという気持ちが一番強いです。
デザイナーの自己満足だけではない、本来の意味で「デザイン」をする仕事がしたかった。
当たり前のことすぎるのに、それでもなかなかそれが難しい環境で働いていたため、開業までのプロセスの中ではそういった義憤が私の活力になってくれた部分もとても大きいです。

さいごに

独立してからというもの、一か月がとても速く感じる。
あれだけ待ち遠しかった金曜日が「もう金曜日!?」になった。

ちょっとした変化で見える世界が変わってきた!
とりあえず「えいや」と挑戦してみることで、こんなに世界が開けるのなら、いくら失敗してもいいかなと思えるようになりました。

なので、スタートラインに立った今からまた、私の挑戦がはじまります。
やりたいことが、たくさんある~!!

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