求めないほうが寄ってくるって話

正月明けに引っ越してすぐコロナ禍となったので、なんとなく敬遠していた歯石取り。しかし前回からもう１年以上あいてしまったので、とりあえず今の自宅から徒歩１分の歯医者に予約を入れて先週やってもらった。結論から先に云うと「いい歯医者さん」でした。僕は基本的に虫歯になることがないので、歯医者に行く目的は専ら「歯石取り」です。で、たいていどの歯医者に行っても「とりまレントゲン」であり「歯石の量に関係無く複数回に分けて施術する」って流れになるんだけど、今回の歯医者さんは「レントゲン無し、１回で全部の歯石を一気に取る」っていう「まったく商売っ気の無い最高の歯科医」でした。結果、その歯医者さんには、また固定客が一人増えることとなるわけです。

僕が体のメンテにかけているランニングコストのうちの１つが上述した歯石取りであり、もう１つがブラジリアンワックスです。大阪にあるワックスのお店を５件ぐらい試してみて一番良かった心斎橋のお店にもう５年ぐらい通ってます。施術の上手さや会話の上手さも然る事乍ら、一通りの施術が終わった後、最後に鼻毛もやってもらうのですが、きれいに取りきれるまで料金関係無しで何度も何度も「はっ！」ってやってくれます。だからその店にリピートしております。

結局ロングスパンで見ると、あんまり儲けようとしない人のほうにお金は寄ってくるんだと思う。お金だけじゃなくてたぶん人もそうなんです。面倒なかまってちゃんには人は寄ってこないし、「別にきーみを求めてないけどっ♪」って飄々と歌える人のtiktokはバズるわけです。