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細かくて伝わらない話

 #細かくて伝わらない話 (ラジオ[Spoon]へ飛ぶ)

 朝、通勤時に、ママチャリで背中にギターを背負ってコンビニの袋を腕に掛けて走行している女子高(中?)生がいたので、「最強の生物だな。」と思いながら追い抜きました。 #あんなに動きにくい格好でよくぞ #普通に危ない #触らぬチャリに祟りなし

 会社の最寄りの駅の、近くのビルの入り口に、超高周波(というか音かな)を常に出している機械があって。僕はその駅を普段使ってないんだけど、使う時はめちゃくちゃ気になりますというかはっきり言ってめちゃくちゃ不快です。 #最近不快ネタ多くないか  
 もし毎日使っている駅だったらまず間違いなくどこかにクレームを入れてたでしょう。で、同じ会社の人はもちろんたくさんいるわけなので、なんでみんな我慢しているのかなと不思議に思っているわけです。

 でまあ昔からこれ僕思ってることなんですけど。この高周波の音聴こえない人いるらしくて。その人たちに「下丸子駅の前の音ヤバくない?」( #駅言ってるし )とか言っても全く伝わらないんですね。何の話?的な。聴こえてないからわかりようもないし、なんならデタラメ扱いされる可能性もあるわけです。

 まあ確かに、自分が錯覚とか空耳とかなのではないかと疑った時期もありましたね、なぜなら全然他人に伝わらないことがよくあったので。テレビはつく瞬間音がするよね、とか、遠くで今何かの電化製品がうるさいね、とか言ってもね、ハテナ?っていう。でも検証した結果、僕はその音を辿っていけば音源にたどり着くし、テレビは消せば音がなくなるし、ドラッグストアとかでたまについてるモスキート音的なのも超不快でいつも同じ場所で鳴ってるし。勘違いでも空耳でもなく、自分が合ってるんだなってわかるわけです。

 それで高周波に限らず、こういうことはあってですね。目に見える色も、人によっては細分化して見える人もいるし(同じ白でも何種類もあるって話ね)、細かな味の違いを判別できる人もいるし、匂いを嗅ぎ分けられる人も人もいるわけです。世の中には。

 ちょっと特殊な身体的な能力だとわかりにくいというのであれば、もうわかりやすく言語とかね。例えばフランス語がわからない人は、いくらフランス語でジョークを言われようが罵倒されようが、わからないわけです。だからフランス語がわかる人が、フランス語がわからない人と話をすると通じない世界があるわけです。

 グダグダと書きましたが、言いたかったことは、わかる人とわからない人はいるって話で、それは優劣の時もあれば特性の時もあれば育てられてきた文化の違いもあるので、良し悪しでは無くて、「ただそこにある」って話です。「ただそこにある」だけ。でもたしかにそこはある。そこにあるってことをわかったうえでの言動かどうかが、実は結構大事なことなのではないかと、僕は本当に思うわけです。自分が誰かをバカにしてしまいそうになる前に。

 今日はそんな感じでした、長かったですね。良い1日をお過ごしください。どうもありがとうございました!

#わからない人 #わかる人 #そこにある違い #違いがわかるか  

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