ブルーロックに学ぶ運のからくり

今回は、僕の推しアニメのブルーロックについてだ。
アニメ第23話で“運のからくり”について語られた。
それが興味深かったので、書こうと思う。


潔たちは運により敗北した?

潔チームは、凛チームに二度目の敗北を喫した。
終盤、潔がセーブしたボールが、運悪く凛のところに落ちそのままシュートを決められ、勝敗が決した。
このボールが潔チームの選手に落ちていれば、潔チームが勝利していた可能性もある。
つまり、これは潔たちにとって、運による望まざる敗北だったのだ。
しかし、これは果たして運が悪かったの一言で片付けていいのだろうか?

運のからくりについて

運による敗北に不満げな潔に対して、絵心は運のからくりについて諭した。

”運への心構えがある者にのみ、運は味方する”
”つまり、運が落ちる場所を見極め、振ってきた時にそれをモノにする準備が必要

例えば、ハトのフンが落ちてきたり、ハズレしか無いくじでハズレを引くのは運が悪いとは言えない。
なぜなら、どちらも事前に見極め回避することができるからだ。
なので、運が降り落ちる場所を見極めるということが、まずは大事になる。

そして、運が降り落ちチャンスを得られたとする。
この時に大事なのは、その運を確実にものにすることだ。
そのためには、運が降り落ちた場合を想定し、モノにできる準備をしておく。

これこそが、運に対する心構えなのだ。
運に対する心構えができる者にのみ、運の女神は微笑む。
絵心先生のありがたいお言葉です。

凜は、運に対する心構えができていたと言える。
まず、弾かれたボールが落ちてくる場所で、最も得点確率が高い場所へ走り出した。
そして、実際に運良くそこへボールが落ちた時に、シュートを決め勝利した。
つまり、最も得点確率が高い“アタリ”が引ける場所で待ち、運良くアタリを引いた時にそれをモノにした。
この運に対する心構えがチームの勝敗に貢献したのだ。

偶然と必然の両方に対して準備する 

ここから学べるのは、偶然と必然両方に対して準備する必要があるということだ。
物事は、練習したり訓練することにより、必然性を高めることはできる。
同じシュートを何度も練習すれば、シュートが決まる必然性は上がるだろう。
しかし絵心も言うよう、人はみな必然性を高める訓練をするため、必然と必然がぶつかり合い、そこに偶然が発生する。
その時に、偶然に対する心構えができているかが勝敗を分ける。
運が落ちてくる場所を見極められるか、落ちてきた時にものにできるのか。
この偶然への心構えができていることで、偶然に対しても対処できる。
偶然が降ってきてから考えても遅いのだ。
偶然と必然が交互に訪れる人生において、この心構えがは非常な大事だと思います。

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