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【改造】Ibanez AZ ピックアップ交換 Pt.2

続きです!

フロントピックアップ、ちょっと書きたいことあったので書きます!

大まかな手順はPt.1をご覧ください!

いきなりですが、AZにはHyperionが搭載されています。ピックアップは2基ですが、種類は1つです。

 実は1回目失敗してしまったのですが、それがハーフトーンにした時にフェイズされてる音になってしまうというものでした。何故だろう思ったのですが、コイルの巻く向きと位相に関係があったみたいです。

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1枚目がリアで二枚目がフロントです。

線の色の組み合わせは上下で同じなのですが、注目していただくとHotとColdで逆になっているのをお分かりいただけるでしょうか。

ピックアップは一種類でリア用かフロント用に作られているわけです。ということは、上下をひっくり返して設置する場合、HotとColdを入れ替えないとコイルの位相が逆になるみたいなのです。

今回はフロント用とかリア用とかでピックアップを買い分けたにもかかわらず、載せ替える時に線の色をそのまま写して一度目にやってしまったため失敗してしまいました。

ということでそれを考慮した上で基盤の指示通りに配線図を書きました。

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ここで驚いたのはIbanezが改造することを前提にしているのか単純に色の組み合わせだけでも揃えた方が工場的にも配線しやすいのか分かりませんが、色の順番がリアとフロントで同じになるように基盤が作られていることです。

感動しました。僕は理解不足で回りくどく行ってしまい恩恵は受けられませんでしたが。

こんな感じで、配線して頂けたら主な作業は終わりです。

一応コツみたいなものを途中で何個か拾えたのでそれを書きます!

まず配線時ですが、基盤をカポなどで僕は固定してハンダ付けしました。ケーブルの金属が意外に硬いため形状記憶で基盤が浮いてしまうのを防ぐ目的でやりました。

配線の順番については、適切な長さに切って、ケーブルの皮膜を剥がし芯線をとりあえず出します。

 その後、各色のケーブルを端からはんだ付けしていって、最後にGND用の線をある程度長さを残したまま、基盤の穴に通して引っ張って、黒い外側の皮膜によるケーブル分岐の根元 を 基盤自体に近付けてつけるとはんだ付けもしやすく基盤に安定してくっつくため、オススメです。

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(カラーケーブルは遊びがある分、GND線で固定してることを確認していただけると思います。)

こんな感じくらいでしょうか。

あとは丁寧にぶち込んで、ネジでセレクターを止めて裏蓋を閉めたら大まかな作業は完了です。


そして最後にノブも白色に交換!します!

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完成!!とても良い。僕は好きです。


こんな感じで初投稿は あまり見かけない Ibanez AZ のピックアップ交換 について書かせていただきました。経験不足で、拙い文章でしたがここまで読んでいただけた方はありがとうございます!

感想ですが、思ったより音がしっかりまとまりました。ローが出すぎてブーミーになる訳でもなく、ハイも失われすぎない。とても良かったです。満足しております。ハンダ作業のリベンジも出来て良かったです。今後もギターの機材について、技術は僕より上手い方がいるので、プレイヤー視点の少し思ったこととかを自分たりに書いていこうと思います。


よろしくお願いします!!

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