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福利厚生代行「イーウェル 」を調べてみた

4月1日~4月30日まで毎日noteを書きます。
今回は東急グループの福利厚生代行事業「イーウェル 」に関してまとめていきます。

イーウェル ってどんな会社?

イーウェルは2000年に東急不動産の社内ベンチャーとして発足したサービスになります。

2014年3月:会員数324万人
2015年3月:会員数347万人
2016年3月:会員数380万人
2017年3月:会員数387万人
2018年3月:会員数374万人
2019年3月:会員数384万人
2020年3月:会員数384万人

イーウェルのビジネスモデルは?

モデルはBtoBtoE (Business to Business to Employee) になります。
主な収益源は3つになります。
①福利厚生、②健康支援、③事務代行です。

イーウェル


①福利厚生事業
企業の従業員向けに「WELBOX」を提供。企業に従業員数に応じた会費を請求する。

②健康支援事業
企業の従業員やパートナー向けに健康支援をする。企業に業務委託費用を請求する。

③事務代行事業
企業の従業員の資産運用支援やCRM受託運営をする。

イーウェルは儲かってるの?

売上高(福利厚生事業単体)
2015年3月期:71億円
2016年3月期:77億円
2017年3月期:89億円
2018年3月期:92億円
2019年3月期:97億円
2020年3月期:101億円

競合のベネフィット・ワンやリロクラブと比較すると成長率は低いです。
2020年3月の会員数384万人&契約団体数1,341団体なので、ターゲットは従業員数2,000人以上の超大企業や官公庁&地方自治体になりそうです。
総務省の2021年2月末集計では日本の就業者数は6600万人になります。
潮流として働き方改革など従業員へのサポートはより重要視されていくのですが、新型コロナウィルスの影響で2021年3月期の業績予想は減少となっております。(2021年3月期売上予想94億円)

ウェルネス2021

次回予告

明日はリソルライフサポートを分析します。
ホテルやゴルフ場経営のリソルグループの福利厚生事業になりますのでレジャー系が強い傾向があるかもしれません。

分析してほしいWEBサイトあればメッセージください! 業界問わず可能ですが、旅行系、飲食系、グローバル系は得意です。