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生きる伝説〜黒柳徹子さん〜

『プロフェッショナル〜仕事の流儀〜』は黒柳徹子さんでした。徹子さんといえば「窓ぎわのトットちゃん」や「徹子の部屋」でおなじみですけど、私にとっては「ザ・ベストテン!」です。久米宏さんとの弾丸早口トークが楽しくて、毎週かかさず見ていました。超売れっ子歌手の中継はハプニングもあって凄かったですね。当時は録画機器は持っていなかったので、テープに歌を録音していたのですが、そういう時に限って犬が吠えたり、父親がオナラをしたものです。ホントに今では考えられませんね。

そんな生きる伝説の黒柳徹子さんが「プロフェッショナル」に登場!となれば、見ないわけにはいきませぬ。

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とにかく87歳でいまだに現役、決して努力を惜しまず、しかも偉ぶることもない。あらためてホントに凄い人だと思いました。

本当を伝えたいという信念のもと、今できることに全力を注ぐ。

そしてありのままの自分を貫いて、今の徹子さんが存在しているということが理解できました。

ありのままの自分でいるというのは、そう簡単なことではないと思うのですよ。見栄をはるとか、欠点を隠すとか、他人の目を気にしながら自分に折り合いをつけて生きていくんじゃないですかね〜。

でも自分を理解し、自分を信じれば、いつか他人にも理解されていくのかもしれないと思いました。

徹子さんは、「できないことがあっても、仕方ないじゃない。歳とっていくんだから」と加齢を受容し、「100歳になったらまた取材してね」と未来を向いていた。そして猿を見てきゃっきゃとはしゃぐ姿はまるで少女でした。そんな徹子さんを見ていたら、Tornstamの「老年的超越」が頭に浮かびました。まさに年をある程度重ねた人しか味わえない境地、幸福感をお持ちになっているのでしょう。

私も日々、精一杯生きていこうと思います。


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