備忘録【原価会計】

原価会計において、ちょくちょく実務的な問題が話題になる

製造間接費を直接労務費に割り当てて配賦するシステムを採用している工場では、各部門で自動化が進む傾向にあるらしい。なぜなら、職工を抱えればその分だけその部門が間接費を負うことになってしまうからだ。極端に言えば全部ロボットにやらせることができれば、その部門は会計上で利益しか出していないことになるかもしれない。直接工は減らされてしまう。

過剰在庫を持つことで、それは錆びちゃったり(物理的陳腐化)技術的に遅れたものになってしまったり(技術的陳腐化)する恐れがある。
だから大量工程を持つ会社は基本的に簡素化を目指すことになる。部品のプロトコルの一致などを通して、原価を抑え、自由に利用できる運転資金を確保するのだ。

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