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山梨旅行の感想

こんにちは。この前、家族で山梨へ旅行したので、その感想を書きます。

今回は、弟の卒業旅行を兼ねていたので、彼の長年の希望であったソロキャンプを叶えるため、まず弟を小雨の降るキャンプ場に置いていき、

どんより曇り空のふもとっぱらキャンプ場
雲のスリットから見える富士山

残りの祖父母、母、私でぬくぬく温泉旅館というかたちでした。しかも旅行支援クーポンでお土産屋での8000円のお買い物付き!!

弟は暗くなるに連れて激しくなる雨の中ライターをつけることができず、現地で買った大きなベーコンを抱えて泣いていた(想像)ようですが
そのころ私は鉄板焼のお店で祖父母からの「これ食べな」攻撃を一身に受けステーキ、エビ、サーモンの暴食お祭り状態なのでした。

彼のいわゆるプライスレスな体験と私の安全なるぬくぬく休暇、比べてみるといろんな尺度で大きな差がありますが、まあそれぞれ好きにやれて良かった…よね?

とはいえ私も自然に興味が無いわけではありません。厚い雲に9割がた隠れてはいましたが富士山を間近で見られたのは良かったな。
それに、名前も知らない山々でも、もこもことした木に様々な色合いで山肌を覆われているのをまじまじと見ていると、(その木が花粉を振りまき私の鼻と目にダイレクトアタックをしてくるのを知っていても)なんだか、やさしい気持ちになるものです。


もこもことした山
青空と雲とのコントラスト


少し遠い山
少しのもこもこが見える

大きくておだやかなものが好きです。動物だったらゾウやキリンが好きです。力を込めずとも世界の中で一定の体積を占め、かといって他のものに迷惑をかけません。

なんだかいい気持ちになってきたのと車の中が暇なので絵を描きました。
祖父は元中学校の美術科の教員なので、構図のアドバイスをくれました。


あゆみくるきりん

大きくてあたたかい春が、もうやってきました。小さな花粉は私の鼻に入り込みますが、山やキリンは遠巻きに私を見守ってくれます。

たまには近くに寄って行って山肌に身を預けたいものですね。

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