離婚へGO!⑦一番寄り添ってくれたのが警察だった

ちょっと、前回から間が開いちゃった。でも問題なく書けるのは、ちゃんと記録してるからなんだよね。当時は記録しなきゃ、とかじゃなくて、元から誰にも見せない鍵ブログを持ってて黙々と書いてたからそこの書き込みを拾い上げたのと、仲良しのLINEでその日何を言ってるかを確認したりして、それを元に書いてるのね。LINEってカレンダーで検索できるから優秀!これから離婚しなきゃって人は、LINEで誰かにその日あったことを相談するか、誰かに伝えるのが憚られるなら一人ルームを作ってそこに記録を残し続けるか。とにかく記録は取っておいた方がいい。後でダメージ食らうけどね。ちなみに、この記事を書こうとしていて、こんなこと書いてたのをサルベージ。あと、LINEには記載がなかった。友人とかには、やっぱり躊躇って言えてなかった模様。

以下コピペ**************
夫の学歴コンプレックスはやはり根深く、私が国立の小中一貫校を出たことをやり玉に挙げ、子に向かって「いい学校出てもあんなだよ?」とか、「お前がそんなに受験する強く正しい意志や目的があるの?お前が合格したせいで心意気のある人が一人落ちちゃうんだよ?それでいいの?」とか言ってて
反吐が出そうだった。「ちゃんと勉強して、お前の母親が嘘つきだって見抜けるようになるんだよ?」とか、言ってた。この三が日は夫の発言を細切れながらも録音し、今まで怖くて聴けなかったけど昨年の10月、8月に録音していた音声データを聴いて気持ちを奮い起こしてみた。
よりによってつい先ほど、「行くところがなければ、DV振るわれたって嘘ついて駆け込めばいいんだよ?」と優しく語り掛けてきた。悔しさで血が出る程唇を嚙みしめた。私は嘘はつかない。真実で、自由になるんだ。
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うわーwwドイヒーw
実は言われたことはすっかり忘れてて、これを読んでもあれそんなこと聞いたっけ?って感じなんだけど、それが煮魚クオリティ。だから今日も元気でニコニコ生きていけるんだなあと自分を褒めたくなったじゃん。他人くんは、この時から自分がDVマンだって自覚が無かったんだなあと改めて感じたり。で、この翌日駆け込んだところが、前回書いた配暴センターな訳で、主人公が気の毒すぎて泣けるよね。って、主人公はワイやでっていう。

前置き長くなったけど、やっと希望を持って踏み出した先の配暴センターと社協で打ちのめされて、べそかきながら警察に電話して、午後1時から面談を予約した。記録を見てみると、警察に電話したのは配暴センターのアドバイスだった模様。相談記録は複数箇所で作っておいたほうがいいってことで。でも、泣きながら電話したのはすごく覚えてるんだ。配暴センターに絶望して電話したから、きっと同じだろうなあと思っていたんだけど。覚えているのは、1時前に行った生活安全課で、休憩中はフロアの電気を全部消してて真っ暗だったこと。311以降、休み時間に電気消すのが習慣になった会社とか多いけど、警察もきっとそうなんだなーとぼーっと思ってて、暗闇の中で見つけたデーモン閣下の電波盗むのダメ!ポスター見て呑気に写真撮ってたっけ。

1時になってフロアに電気が付いて、聞き取りされたんだよね。女性の職員さんだった。そしてこの日3度目となる、冬休み中の一連の出来事から、それ以前の夫婦関係について話す。正直、だるい。が、やらんきゃならんことなのよね。面談の時に一番困ったのが、「夫に対して指導が必要ですか?」という質問。え?警察が、「奥さんがうちにきてこんな事相談してるけど、君、だめじゃないか!もちょっとどうにかしなさい!」って説教してくれるってこと?え?説教した後、あなた帰るんでしょ?私どうなるの?君、想像力持ってる????って、素でお口ポカーンになっちゃったよね。もちろん、それはして欲しくないってのは、伝えた。そして、そんな事されたら余計に不利になります、みたいな抗議もしたと記憶してる。そうですよねー、って軽く担当の方は流してくれたけど、決まりだから言っただけっぽい感じは、した。でも、このシステム利用する人いるのかな?抑止力になる??自分の想像力では、こんなことされたら「お前何警察にチクっとんじゃゴルア」って余計にフルボッコされそうな気がして恐ろしいんだけど。

で、まあ色々話をした結果、「DV申請」なるものをしたんだよね。煮魚個人の携帯番号を警察署にDV被害者の番号ですって登録してもらうことなのね。これをするとどうなるかっていうと、今後煮魚の携帯番号から110番をした時はすぐDV案件だと察してもらえて、例えワン切りだとしてもすぐ自宅まで駆けつけてもらえるってシステム。他にも、例えば煮魚が他人くん名義の車で逃げ出したとしても、それを受けて他人くんが捜索願や車の盗難届を出した場合に不受理とされるようになるって、優れた内容。当時はいっぱいいっぱいだったけど、今改めてみても、この日回った3か所の公的機関のうち、一番有用で有意義な情報と助けをくれたのが警察だったんだよね。これ知ってると、ちょっと勇気が出てこない?車ある人なら、配偶者名義のでもとりあえず逃げられるもんね。だからDV相談したいなーって思ってる人は、まずは警察!警察でDV申請をしてください。他の機関に回るのはそれからでもいいと思う。

そして一番印象深かったのは、「暴力とは何か」の定義だよね。警察では「突かれたり、あざが出来ないすぐ痛みが去る程度の蹴ったりぶたれたりも十分暴力です」って言われたんだ。もう、目から鱗ってこのこと?ってくらいだったよね。午前の配暴センターで言われた「年に一度しか暴力がないなら、保護命令は通らないでしょうねー」とか言われてたのに、何この認識の差は?と、またもやお口ポカーン。煮魚にとっても、暴力って血が出たり打たれて腫れあがって完治に数日以上を要するものって思ってたから、え、みんな軟弱なのね、とか思っちゃったよね。そう思う自分の方が異常だったのも知らずに。
そして、何が暴力か、の定義が、私は甘すぎるというのも自覚させられました。小突かれたり蹴られたり軽くぶたれたりする程度なら日常ですって煮魚が答えたら、担当さんは難しい顔をしてたよね。で、頭を毛布越しに足で踏まれた話もしたのね。すると「それも充分暴力です。状況では手を振り払ったことも暴力として認められるんですよ」って言われて、本当にびっくりしたのね。あの時、110しててもよかったのかと今更思う。そして、警察では一転、保護命令の申請をしても通るんじゃないかって言われたんだよね。びっくりした。午前と午後で、全く違う対応。どっちを信じればいいんだろう。でも人って、自分の味方してくれる方を信じるんだよね。占いでも、自分に都合のいい内容をとりあえず信じちゃうじゃん?そんな感じ。

帰り道、また泣いた。この日、5度目くらいの涙だったけど、唯一のうれし涙だった。一筋の希望の光、っていう比喩が、現実になった気がしたんだ。

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