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本性を現す

アンドエト五十嵐の徒然日記です。

本性を現す、とは、隠されていた悪い要素が明らかになること。

馬脚を現すと類語だそうで、”本性”も”馬脚”も悪い意味だけではないと思っていたのですが、この表現では悪い意味のようでした。

職業柄(=緩和ケア内科医)、日々、人間の”本性”に接しています。でも、ここでの”本性”は悪い意味だけではありません。人間の弱さ、悲しさ、脆さ、不条理さ、儚さ、不確実性などが露呈されることです。そこから学び、自分の肥やしにしたのですが、時にはつら過ぎる現実から逃げたくなることも。自問自答の日々です。

そんな現実から逃げたつもりであった出版のお仕事でも、人々の”本性”をみてしまうことが間間。特に、会社というフィルターを通さない個人とのお仕事の場合はリアルな人間模様が繰り広げられます。真剣勝負のお仕事ですので、大いに”本性”をぶつけ合い、それがいい意味での”本性”となり今後につながることが理想なのですが、そうとばかりもいきません。私は”本性”をみせてくれる人は嫌いではありません。人間だもの、と客観視しそこから学ぶことがあります。

ただ、時々、少し、”本性”の洪水に疲れることもあります。

だって、私も人間だもの。


そんな時は、、、読書かな。これから読むのを楽しみにしている本があります。

『70歳からの世界征服』

まだ少ししか読んでいませんが、共感できることが多い予感です。




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