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小さい出版社が本を売ること

アンドエトの五十嵐です。

Perioperative communication in English 麻酔科医師・手術室看護師のための周術期英語コミュニケーション が、Amazonで発売開始となりました。

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Amazonで発売開始になるまで、小さい出版社の私たちには相当な紆余曲折がありました。

今、私たちの本は、鍬谷書店さん、西村書店さんからの配本を主体に全国の医学系書店に配本をしていただいています。

そして、浅草田原町の素敵な本屋さんReadin’ Writin’ BOOK STORE(http://readinwritin.net)でも取り扱いっていただいています。

Amazonで発売が開始になったことは、広く多くの方に手軽に買っていただけるには喜ばしいことです。でも、私達の本当の気持ちは、本は本屋さんで買っていただきたい。

自分のお気に入りの本屋さんに足を運び、あれこれいろんな本を見、本の匂いに包まれ、非日常を味わい、現実逃避をし、店主さんとおしゃべりを楽しみ、時には愚痴をこぼしてみたりして、数冊の本を抱えワクワクとした気持ちで本屋さんから出たい。

そんな自分にとっての特別な空間である本屋さんがあるのは人生には必須であるのではないか。何でも簡単にポチもいいけど、本屋さんに行く、という時間が私は大好きです。

表題に戻りまして、、、

1冊の本を売ることから、日本の本の流れ、今の社会の一部(=出版業界)を知ることができました。その業界の者ではなかった私達には驚くことも多いです。でも私達には私達の場所があります。

広大な土地は耕せないけど、私達の作品が深く丈夫な根をはれる土地を狭くてもコツコツ耕し続けます。

世界中の素敵な本屋さんに私達の本が末長く置いていただけるのを想像しながら。

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