読書記録4 DISTANCE
これも読書だろう。
ZINE(ジン)というものらしい。この言葉聞いたことはある、同人誌の省略形”じん”かと思っていた。やっと重い腰を上げ調べると、雑誌を意味す「MAGAZINE」の後ろ4文字をとってZINEだそうだ。恥ずかしや、、、出版社のはしくれ、もっとすぐ調べるべきだった。
DISTANCEはコロナ禍の記録だ。この滅入ってしまう日々の記録が、様々な職業の方のインタビューとしてまとめられている。この歴史的出来事を後世に伝える貴重なZINEだ。このように手間暇かかったのものを廉価でお分けいただけることには感謝しかない。
紙質(Vol.2の方がさらに好き)、写真の色合い、デザインが素敵。紙の本でしか出せない温もりを感じる。思わず紙と印刷の匂いをかいでしまった。また、手作りならでは、の大きな誤植がVol.1にあり、これはご愛敬。はさまっている小さな正誤表の紙切れすら愛おしい。こういう隙も好きだ、だって人間だもの。
やはり紙はいい。時間をかけ丁寧に作られたもの、すぐに手に入るものでもない、出会い、発見、、、失われつつある”粋”を感じる。
今後、Vol.3、4と続くとのこと。
このZINEは我が家の家宝とし、この歴史的出来事を子孫に伝えたいと思っているアンドエト五十嵐でした。
DISTANCEは浅草田原町Readin'Writin' BOOKSTOREさん等で購入可能。
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