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なぜ医師二人で出版社を作ったか

アンドエトの五十嵐です。

今日の仕事後、『Perioperative communication in English 麻酔科医師・手術室看護師のための周術期英語コミュニケーション』を扱ってくれている書店さんにご挨拶に行ってきました。

相棒 星野も仕事の隙間時間を見つけては、銀行、税務署、法務局と事務仕事をしています。


なぜ私たち二人は、出版社を作ったのでしょうか?

本を出したかったから。

違います。それだけなら、自分たちの企画をどこかの医学系出版者にお願いに行けばよかったでしょう。そうすれば、原稿さえ書けば、校正、印刷、販売、流通、営業、まで全てやってもらえます。”本を出したぞ”、といい気分だけを味わえました。

私たちは、本を作るために、会社を作り、出版者コードを登録するところから始めました。そして、本を作り、経理、営業活動、、、全てを二人でやっています。

これは多くの人には理解してもらえません。

何で?、無駄、効率悪い、医者だけしてればいいのに余計なことを。

もっとひどい人は、儲かるんでしょ?とまで。出版業界=斜陽産業ってみんな知ってるはずなのに、儲かる??

人の想像とは恐ろしいものです。

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私たちがなぜ出版社を作ったか?

今、言えることは、自分たちの欲しい本・理想の本を妥協なく作りたい。そして、医師としてだけではなく、一人間として与えられた人生を深めたいから。

これから私たちはどこに向かうのか?、それはあえて決めないでいます。

新型コロナの影響も大きい。全ての予定が未定になりました。

行き先は見えないけど、今は一つ一つの地道な作業をくさらず、くじけず、あきらめず、しつこくやっていく。

どこに向かうかは定かではないのに、光り輝くところに向かっている確信はあります。

楽天家でしょうか。




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