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出会いから学ぶこと

アンドエトの五十嵐です。

以前にも書きましたが、アンドエトは医師2名で作った出版社です。

そういうわけで、出版については、ゼロから自分たちで調べ、皆様にお教えいただきやっています。今年4月に第1冊目を出版し、ただ今、12月に出版予定の本の作成をがんばっているところです。その中で多くの出会いがあり、それが良い出会いだったり、残念な出会いだったりします。

私は麻酔科医・緩和ケア医をしているので、日々思うことがあります。

それは、

”手術台で裸になった時、私に何があるのか?”、”死を目前にした時、私に何があるのか?”

その時、例えば、大きい会社に勤めていた(いる)、とか、地位・名誉があった(ある)、とか、有名人だった(である)、ということがどれだけ意味のあることなのでしょうか。

あるのは、他の人には分からない自分の意識と無力な肉体だけだと私は考えています。その時どれだけ強靭な意識が持ているかは、定められている目標への日頃の積み重ねでしょう。

虎の威がなくとも、ただ一人の人間としてどしりと構えていたい。

医療の外に身を置き、その自分を客観視する。そして、日々の出会いの中で、威圧的なこと・侮辱的なことをされても、柳のようにそよりとしていたい。

恐れることなく、いろんな出会いに挑戦します。

好評発売中です。








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