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姉の旦那が子猫を拾ってきた(-_-;)

仕事中に携帯から一本の電話・・・。

電話番号を見ると姉の旦那から。。

「もしもーし?」

「○○??(自分の名前)・・・あのさあー、子猫居るんだけど・・」




「ーーーーーーーーーーーーは???



子猫????どこに?」

「住んでるアパートのすぐ近く。ずっと鳴いてる」

「・・・・・・・っっへっ!???親猫とはぐれたんじゃないの??」

「親猫は探してもずっと見当たらない・・・でも子猫はずっと鳴いてる・・」

「・・・・・(さては捨てたれたな)大きさは??」

「人間の手の平くらい・・」

「手の平って・・・・ちっさっっ!!!何匹居るの??」

「二匹。。もう一匹はどっか行っちゃったけど」

「○○は??(姉の名前)○○はなんて言ってるの?」

「○○はダメだよ、仕事だし今居ないし」

「ふーん・・・(さては電話かけて「ほっとけ」とか言われたな)

周りになんとかしてくれそうな人は・・・

ーーーーいない??・・よね・・・」

「いないから電話してんじゃん。


どうする??」




「う~~~~む・・・う~~~~む・・・・


(ど、どうしよう・・・でも今の季節は昼はいいけど、夜は1℃や0℃・・・・話からしてかなりの小ささ・・・・今ほっとくとやばいなあ。。カラスにも狙われる小ささだ・・・・)

ーーーーー(清水寺から飛び降りる覚悟で)しゃーない!!とりあえず家に持ってこい!もう一匹のほうもちゃんと探して二匹とも持ってこい!!!!!!!!!」

「わかった。」

そんなやり取りの後は電話も来ず、こっちから電話しても出ず・・・。

(あんにゃろ。。気持ち変わるの怖れて出ないな・・)

帰ると居ましたよ・・・二匹の子猫が・・・。

「一匹は元気だけど、もう一匹は体が冷たくて生きるかどうかわからないなあ~~~~・・・」と母親が抱きかかえながら言う。

見るとちっさくて真っ黒な子猫がタオルに包まれながらぐったりと眠っている。

触ると確かに一匹の方の体は冷たい・・・。しかも目が半開きのまま動かない。。

「姉の旦那の話によると4日間はずっと泣き続けてたらしい・・・・こんな小さい体じゃあ、体が冷え切って凍死しててもおかしくはなかったなあ。。

よく今まで生きてたもんだわ・・・」


う~~~ん・・・こりゃ自分が思ってた以上に最悪の状態になってた。。

(-_-;)

子猫を拾ってきた当の本人はとっくに帰ってていない(怒)


あやつ・・、勝手に押しつけて行きやがって。(怒怒(*_*))

あとで散々言ってやる。

その後姉が来て、とにかく体を温めてたり餌をあげてたりしてたら、

体が冷たかった方がなんとか回復してきた。

次の日にはまあ元気にはなったけど、二匹の子猫たちの下痢がひどい。

次の日、姉の旦那が来てたので説教。。

「生き物はね、拾ってくるのはいいけどその後が大変なの!!

子猫の缶詰買わなきゃ行けないし猫のトイレやゲージも用意しなきゃいけない。あの後すぐホームセンター行ってゲージとトイレ、子猫が眠るお布団とか買いに行って大変だったんだよ!しかも一匹は瀕死だし!!!

これから病院につれてかなきゃ行けないし里親も探さなきゃいけない。子猫は下痢してるし、耳ダニもいるっぽいし、一匹は結膜炎っぽい。病院代だって高いんだよ!!!!!あんたがこの子猫のお母さんなんだから!!怒」


少しは反省したらしく、次の日姉と姉の旦那2人で拾った子猫を病院に連れて行きました。

下痢止めのお薬と、一匹の方の目はウィルス性の結膜炎でこのままでは片目を失明しかねないと点眼薬をもらってきて、下痢止めと、ノミやダニに効く

お薬も肩甲骨あたりに塗って貰った。

医者によると生後1ヶ月半くらい、とのこと。(この小ささだとそーだよね)


「もし拾ってなかったらこの子達、確実に死んでたね。」

と医者にも言われたらしい。


まあ・・・この子達にとっては姉の旦那が命の恩人となったわけだ。。

病院に行って少しは自覚が持てたのか、病院から帰ってきたら

スポイトで下痢止めのお薬を口の中に入れてあげたり、点眼薬をやったり、

下痢をしたら率先して取って周りを掃除したり・・・・。

「かわいいねえ。かわいいねえ。」と子猫を見る度ニコニコだ。



姉の旦那は生まれてこの方、動物を飼ったことは一度もないそうだ。

今は姉夫婦でアパートで暮らしてるが、その前は2,3年ほど自分たちの家で一緒に暮らしてて、強制的に家に居る猫たちとも同居という形になった。

はじめは猫の抱き方すらわからない、超超初心者で

果たして猫たちとも上手くやっていけるのか正直不安ではあった。

結果、我が家の猫たちは意外と突然家の中にやってきた人間を受け入れ、

「この裏切り者め・・」というくらいに懐き、姉の旦那はいまいち動物が好きなのか好きじゃないのかわからないまま姉と一緒にアパートへうつった。


なので、ぶっちゃけそこまで捨てられていた子猫のことを気にかけ、

誰も助けようとしない子猫を、助けようとした気持ちは、



実はすこし嬉しかった。(その後の対応は最低だが・・・・(-_-;))

今は里親捜しに奮闘してるらしい。。


今んとこ二匹の子猫たちは元気になって餌をもりもり食べ、

○ンチおしっこはしてるので大丈夫かと思いますが、


生きてると、ほんと、色んな事がありますね・・・。

毎日バタバタしてて忙しいです。。こんな小さい子猫ちゃんだと、

何するかわかんないから片時も目が離せらんないです。。(>_<)​




・・・なんだかなあ・・・・画像1





実は自分も去年捨てられてた子猫を拾ってきて、たった一年で亡くしてしまい、それ以来家の中は少しだけ活気がなくて、実際自分も毎日ボロボロ泣いては居たのですが、今は少しだけ活気が戻った気がします。(里親に出す予定だけど)


ほんとは亡くなってしまった猫と、またこの世で再会できますようにと、いろんな神社や寺に行ってはお願いしてた。


・・・・・でも実は、飼ってた猫の特徴までは言ってなかったんだよな・・・。だから真っ黒な猫が来ちゃったのか???


と、ふと意味分からんことを思いながら、

バタバタしながら二匹の子猫を見守っています。











ーーーーーーーーーてか、








マジで子猫捨てたヤツに天罰が下れ。





切にそれを願う。

























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