少ない人数で練習の価値を上げる工夫

11月29日(火)
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おはようございます。
投稿時間を気にすることなく、おはようございますを突き進める桑田です。
#タイムリーに見ている人、ありがとうございます!

さて。
今日は、「少ない人数で練習の価値を上げる工夫」というテーマでお話したいと思います。
もしも、良い方法が他にあれば、ぜひ教えてください。

話し合いの場を設ける授業を求められる現代で少人数のクラスを指導する参考になったらと思います。

▼回数を増やす
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人数が少なくなると回数が純粋に増えます。
回数が増えれば、反復が向いている練習は効果が上がりますよね。
これはいいことだなーと思います。

しかし、バスケットボールという競技においては、回数を増やすことも大切ですが、理解の度合いを深めることの方が実戦に近い部分もかなりあります。
なぜなら、試合中に同じ状況になるということは、あまり多くないからです。
それであれば、その理解の上で判断し、プレイをすることの精度が高い技術を身につけた方が良さそうです。
#戦術的ピリオダイゼーション
#ヴィトール・フラーデ

ただ、戦術的ピリオダイゼーションは、サッカーの分野でより輝きを増すトレーニング方法でバスケットボールには、一定の型があるし、試合の中でも反復性のあるプレイが多かったりもします。

ここのさじ加減が難しい。

なので、指導者は、ゲーム形式の練習を増やし、自由な展開から選手自身が学びを深めていく戦術的ピリオダイゼーションのような練習をするチームととにかく徹底と反復を繰り返す練習をするチームの両方があるように感じます。

▼どちらも取るを目指す
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僕の名前は、ANDの才能を信じる者としています。これは、「ANDの才能」と「ORの抑圧」という言葉から取ったものなのですが、詳しくは次回、お話しさせてください。
#ビジョナリーカンパニー

人は、「どちらか」を選択しやすいものです。
僕もそうです。
ですが、そこで僕はどちらも取れるように考えるようにしています。

なので、今は戦術的ピリオダイゼーション(ゲーム形式の練習)と反復練習をどのように練習しているのか…に苦慮しているところです。

▼10年くらい前の自分
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約10年前、僕は広島で開催されたウィンターカップに出場させていただきました。
このときの選手の人数は7人。
福島県予選は、6人で挑み、優勝しました。

そのときは、月〜金は、徹底した反復練習。
それだけをとにかく、行ってきました。
小さな不徹底も見逃さず、怒りに怒りまくっていました。
1ミリのズレを起こすことが人間としての欠陥者であるような表現で怒っていました。
#火曜日はオフだよ

そして、土日に練習試合で試合観を養い、とにかく、怪我やコンディション等を考えることなく突き進んでいました。
#6人で1日3試合なんで、正気の沙汰じゃない

▼ 時代が変化した今、どう取り組むか…
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平日の練習はこんなアプローチが、成功の近道なのかな〜と思っています。

◯選手が分析し、課題解決方法を検証する
ゲームの反省をこちらから提示し、さも答えがそうであるかのように押し付けるのではなく、実際にコートに立ち、体感した選手たちにそれを考えさせる時間を作るのは、アリなんじゃないかと思っています。
#ジグソー法(それぞれの与えられた課題を教え合う)に近い発想

◯徹底した反復練習
回数を増やすのではなく、バリエーションを増やしながら、試合中に繰り返されるプレイの反復を行う。
#掛け算九九の時間にしない
#うんこドリルのようなパターンを増やして

◯考えるプレイを増やす
決まりきったナンバープレイをたくさん用意するより、選手たちが考えて、いろんな組み合わせが作れるプレイを練習することで選手の発想力を伸ばすとともにチームのコミュニケーションを発展させていく
#◯+△=15みたいな問題ですね

▼ そして、それでも試合は大事
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いろんな練習を繰り返しても、やっぱり練習試合は大切です。

百聞は、一見にしかず。
百見は、一験にしかず。

ただ、昔のようにたくさんのゲームを1日に詰め込む方法は、やはり適策とは言えなさそう…
すると、1試合ごとの学びが多くなければいけないと言えます。

練習試合の1試合の価値を高めるためには、試合をしながら、考え、判断する習慣を身につけていること。そして、心・技・体・頭をフル回転して、バスケットをする習慣化していくことが必要です。
ここで試合と練習の関係も繋がっていきます。

今思っている少人数チームのあるべき練習をとにかく、トライ&エラーを繰り返しながら、修正を繰り返して、レベルアップしていこうと思います。
もし、僕が思っていること以外にも何かいい案がありましたら、ぜひ教えてください。

これからも日々、一生懸命バスケットと向き合っている「Gunsho Braves」と「Fukushima M78ers」の選手たち。そして、その子どもたちによって、成長させてもらっている桑田。どちらも一緒に頑張っていきますので、ぜひ、応援の程、宜しくお願い致します。


【追伸】
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「スキ」をしてくださったら、間違いなくニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。

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