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“女性らしさ”と“自分らしさ”

『& Moon』創刊号の編集後記やnoteでの初投稿「生まれる。」の中で、やたらビールを飲みたがっているので、ただの酒飲みと思われている説がある私です。みなさん、こんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

一昨日の雨、すごかったですよね~。今年、台風くんの早ない!?イーウィニャ気ィ早!!!!!

昨日は梨のチューハイを飲みました。

さて、今日も『& Moon』について何かお話しできればなと思いつつキーボードを爆速で打っては誤字を何度も消したりしていますが(爆速の意味)、『& Moon』の目指すところの話などを書いてみようかと思います。


天理教を信仰する女性の理想像、女性の魅力ってあると思います。創刊号のために取ったアンケートでもお聞きしたんですが、「つなぎ」や「みちの台」「明るい」「低い心」などの答えがあり、なるほどそうやんな、私もそう思う~と、うなずきながらアンケート結果を見ていました。そういう雰囲気を纏う素敵な女性にも、たくさん出会ってきました。

前に出ず、男性や家庭を支える。これは教内だけじゃなくて、世間的に女性が求められてきたものとも共通する気がします。
今期の朝ドラ『虎に翼』でも、昭和の女性の立ち位置や考え方が描かれていますが、前に出過ぎてはいけない、ただただ下から、陰から支える存在、というようなイメージです。

日本には、そういう空気感が根付いていて、元々女性には、そういう振る舞いに長けた徳分が備わっているのかもしれません。

ただ、私にとって、そういう考え方、行いをできる姿は「すごく高い崖の上のある花」という感じなんですね。
そうあれたら素敵やけど、そこに到達するにはあまりにも鍛錬が必要というか、それ以前に私の心に存在している意思や考えはどうすればいいのか。

今の私ではとてもそんなふうにはなれないけど、それじゃあ私は人として、女性としてダメのかな?結婚もしていないけど、女性として何か欠落しているのかな?

そんなモヤモヤとした気持ちが、ずっと心にありました。


“私たちが読みたい、女性のための読みもの”をつくることになって、今の私はどんなものだと手に取ってみたくなるかと考えたときに思い浮かんだのが、「このモヤモヤの答えを探すようなもの」でした。

正解なんて分かりません。

でも、昔と比べて女性の立場や価値観は大きく変わってきました。そんな現代を生きていく中で、モヤモヤを抱えたままでいるのではなく、お道の信仰を見つめ直すことで、信仰をもっと身近に感じることができるのではないか。高嶺の花のような、どこか遠く距離を感じているものに対して、リアリティを感じられたらいいな。そんなことを思いました。

もちろん私が一存で決めたわけではなく、編集部3人が共通の思いと認識を持って進めています。その価値観が一致する3人が今、居合わせていることが奇跡的なようにも思います。

人の数だけ、考え方も意見もあるものです。もしかしたら、これはとても少数派の意見なのかもしれません。けれど、『& Moon』を手に取ってくださるどなたかに共感してもらえたり、私のようにモヤモヤした気持ちが少し軽くなったり、考えるきっかけになってくれたらうれしいと思います。

そして共感してくださる方といっしょに、『& Moon』を通して、信仰のかたちを探していけたらもっともっとうれしいです。


さてさて、そんな『& Moon』創刊号の特集は「女性らしさ? 自分らしさ」。

“女性らしさ”のイメージやお道の女性の魅力、“女性らしさ”を求められていると感じた経験やエピソード、大切にしたい“自分らしさ”は?などを取り上げたアンケートや、助産師ようぼくである目黒和加子さんのエッセイを掲載し、自分らしく生きることについて考えています。

一度、手に取ってみてもらえたらうれしいです。






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