新入社員がおくる基本情報技術者試験に合格できる2つのコツ
こんにちは!私は今年の春入社した新卒新入社員です!
私事ではございますが、6月の初旬に基本情報技術者試験(以下、「基本情報」と称する)を受験しました。
結果は・・・
科目A:760点 科目B:720点 でした。
どちらも基準点(600点)から100点オーバーで無事、合格することができました。
予想以上に苦労したので、これから基本情報に挑戦する人に向けて、私が受験するまでに行っていた勉強のコツを2つ紹介したいと思います!
私自身について
コツの前に、私自身について紹介させてください。
私は理系大学出身で、4年生ではプログラミングを行っており、グループを組んで、商品を販売するサイトの作成を行った経験もあります。(この試験も、それほど勉強しなくても、合格できると思っていましたが…)
ちなみに、弊社は官公庁のプロジェクトを抱えておりますが、その仕様書の要件として、基本情報技術者の資格保有が記載されていることが多いため、全社員に取得を推奨しています。
コツ1.「隙間時間も勉強」(科目A対策)
私が学生の時は自由な時間が多く、勉強時間を確保することが容易でしたが、就職後は休日以外で勉強する時間を十分に確保することが難しくなりました。
そこで、通勤中やお昼休み、料理をしている時間など、隙間時間を活用することにしました。休日などに長時間勉強することよりも、短時間でも継続して毎日続けることの方が、長期記憶として定着し易いと言われていますし、正答率が上がっていくことが短いサイクルで確認できればモチベーションにも繋がるからです。
ほとんどが暗記で回答できる科目Aの勉強方法としてお勧めですね。
コツ2.「疑似言語をプログラムに書き起こす」(科目B対策)
科目Bのサンプル問題や問題集にある疑似言語を、C言語やJavaなどのプログラム言語に書き起こします。科目Bは基本的にこの疑似言語をトレース(注1)していけば解くことができますが、疑似言語を普段目にすることはないため、ある程度の「慣れ」が必要となり、回答の理解にも時間がかかってしまいます。
(注1)トレース:順を追ってプログラムを解読すること
そこで私は、疑似言語をプログラムに書き起こして、実際の動きを追ってみたところ、イメージが明確になり、いままでトレースできなかった問題も理解ができるようになり、簡単な問題であれば、トレースを行わなくても解くことも可能になりました。
ただし、プログラミング未経験者の方にとっては、プログラムを書く事自体、かなりハードルが高い内容だと思います。そんな方にはまず、問題の疑似言語を日本語にすることをおすすめします(図1)。
日本語であれば、条件分岐(if文)、繰り返し(while、do while、for文)を使わなくて済むので、未経験の方でもプログラミングを疑似体験することができます。あくまで「アルゴリズムを理解する」ことが目的なので、書き起こす言語が異なっても理解度に影響はありません。
最後に
基本情報はIT業界で必須ではありませんが、資格取得するまでの過程でIT業界に必要な知識を蓄えることができます。資格取得と知識の習得を同時に行えるので、IT業界に入りたての方にとっては、まさに一石二鳥ですね。
ということで、基本情報の資格取得を目指しましょう!
私も応用情報技術者試験に向けて頑張ります!!
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