10大にはちょっと足りない重大ニュース2022

1、「デーリー東北新聞社 ふみづくえ」連載開始

かつて前田日明は新日本プロレスにUターン参戦した際に、太宰治から引用して「選ばれし者の恍惚と不安、二つ我にあり」と言った。嬉しさと不安が同時にこの鳩胸に去来したエポックメイキングな事件だった。活躍の様子はこのnoteの過去記事でご覧ください。8回目は新年1月11日に掲載予定!


2、「直耕インスピレーション」連載開始

新聞の次はWEBだ! ということで、かねてから懇意にしていただいていた(株)金入さまのサイトで文章を書かせていただけることになった。新聞と合わせてまさか連載を2本も抱える未来が自分にあるとは思わなんだ。こちらの2回目は新年1月末にup予定! 来年からは肩書きにエッセイストを名乗ってもいいんじゃないかな。


3、[分室]イベント百花繚乱

今年もいろいろなカルチャーイベントを開催していただいた。中でも印象深かったのが、映画文化を守ろうと立ち上がった月1の映画について語るイベント。毎回満席で狭い[分室]にいかにして全員着席させるかと四苦八苦したイベントだった。各イベントの主催者様ありがとうございました。[分室]で何かやりたい方はお気軽にご相談ください。


4、2年ぶり「八戸ブックフェス」開催

八戸ブックセンターさま主催のこのイベントに参加させていただいた。天候にも恵まれ、出店者も参加者も満足度の高い内容で、本勢の底力を見た気がした。再会できたゲストのくどうれいんさんはやっぱりめんこい人だった。今や多忙を極める彼女だが、あの日交わした来年の約束を是非とも果たしたい。どうぞよろしく。


5、ビブリオバトルクーデター未遂事件

本家「ビルリオバトル」に我が「酔っ払いビブリオロイヤルランブル」第2代チャンピオンが参戦した。マイチャンプは見事決勝戦まで進んでくれたが、惜しくも優勝は逃しクーデター失敗。「酔っ払い(以下略)」は決して「ビブリオバトル」の下部大会ではないのだからもう出ないわよ。たぶん。


6、ボンネット猫との死闘

「駐車場の猫はあくびをしながら」と歌ったデュオがいたが、私が借りていた駐車場の子猫はそんな呑気さはなく、エンジンルームに入り込む術を覚えて大変な目にあった。いつか知らずに猫の臓物を撒き散らしながら走行する恐怖を感じ、ソッコーで駐車場を変えた。おばさん、無責任に野良猫に餌を与えてはいけないよ。


7、八菜館もらい事故発生

あれは暑い夏の日、僕はただ隠れた人気メニュー「ネギダレ味玉」にする、小さめの生卵を仕入れに八菜館に行っただけなんだ。そんな僕にバックしてきた車がドン。「倍率ドン」は巨泉のクイズダービー(古い)。僕に落ち度は全くないけれど、僕にも過失割合が発生するのが今僕たちが生きている世界なんだ。


8、マサヤショック

ドラマ「獣になれない私たち」で登場するBAR 5tapのマスター(キッチュ)が「それまで来ていたお客さんがある日来なくなって、だけどまた新しいお客さんが来てくれて、それで店は回っていく」みたいなことを言っていて、放送当時開店間もなかった私の鳩胸に刺さった。今年春、開店初期から来てくれていた、常連オブ常連のマサヤくんが八戸を離れて郷里に戻った。彼に変わる人はまだいない。



 今年もたくさんのご来店ありがとうございました。お客さんと一緒に楽しい時間を過ごして、仕事をしているのか分からなくなる場面が多い幸せな一年でした。まだまだ世知辛い世の中で、いつか言った「いつまでもあると思うな、親と行きつけの店」の時代だから、油断しないで来年も定期的に通ってくだされば嬉しいです。重ねてありがとうございました。それでは皆様よい年をお迎えください。
 追伸 鳩胸はフィクションです。

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