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【徹底解説】企業がYouTubeを活用する方法、やるべき理由

2020年より5Gが導入され "動画の時代" がくると言われていました。

そこにコロナで追い討ちがかかり芸能人やTV業界の人たちがYouTubeに大量参戦。それ以外にも弁護士、税理士、医師、経営者などのビジネスマンたちが参入し YouTubeがかなり盛り上がった年になりました。

しかし僕自身の感想としては

「思ったよりYouTubeの普及が進まなかった」

という印象を受けました。

その理由としてYouTube(動画)の参入障壁の高さが理由として上げられると思います。

「動画編集難しそうだな...」
「どういう動画を上げたらいいんだろ...」
「カメラは何使ったらいいんだろ...」
「YouTubeみんな やってるみたいだけど 何がどう良いのかが分からない...」
「実際に動画を上げてみたけど全然再生数が増えない...」

こんなお悩みをお持ちだと思います。

これから企業がYouTubeチャンネルを活用することが当たり前な時代になってきます。今回はこちらの記事を読んでYouTubeの活用方法を理解して頂いて「動画の時代」の波に乗って頂けるようにお伝えしていきます。

この記事では動画の時代に乗り遅れないために

・「広告以上に効果を出せるYouTube」についての理解することができる
・YouTubeをビジネスに活用しないといけない理由
・すでにYouTubeをビジネスで活用しているチャンネル事例

以上の内容についてお話ししていきます。

はじめに。おのだまーしーは何者?

改めまして、この記事を書いております、おのだまーしーと申します。

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経歴としては 2014年、今から6年前でに「これから "動画市場が来る" 」ということを友人から聞き、すぐ機材を購入して その二週間後にYouTubeを開始しました。

その時は本業で美容師として働いていたので、自分の髪の毛の知識を全てYouTubeに載せる勢いで 「髪の毛に興味がある人は必ず僕の動画を見て学ぶ」というコンセプトを持って配信を行っていました。

2年間 毎日投稿2本ずつ投稿を行い、2015年にはコンテンツ量が増えチャンネルが成長しYouTuber事務所のUUUM株式会社の専属クリエイターとしてスカウトして頂きました。
UUUMではHIKAKINさんやはじめしゃちょー、水溜りボンドなど数々のトップクリエイター達からYouTubeの本質を学びました。

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2020年より独立を行いYouTubeコンサル、YouTubeプロデューサー、アドバイザーとして活動を行っています。

僕、おのだまーしーは元プロボクサーでワタナベジムというボクシングジムで活動していた事もあり、 後輩にあたる 現世界王者の京口紘人選手のYouTubeチャンネルプロデュース依頼を受け1年でチャンネル登録14万人まで成長させました。

他にも企業のYouTubeチャンネルをアドバイスを行い、クライアントに月400万円のサブスクリプションモデルの成約させたり、他にもコンサルタントの育成を行っています。

▼基本知識~時代背景を理解する~

5Gの導入
2020年より5Gが導入され よりインターネットの回線が高速化されました。数年前は画像表示の読み込みでもカクカクとかなり時間が掛かっていましたが 今では一瞬でブラウザに情報の受信を行うことが出来ます。

今の若い方達は 動画をサクサクで当たり前に見ているので 数年前は 動画を見ている最中に停止したり、画像を見るのに何分も掛かっていたというのを知らないと思うと時代の流れの速さに驚愕しますね!

YouTube利用者数の増加
回線の高速化に伴いYouTubeの利用者数が急激に増加しています。YouTubeはテレビと比較すると 今までテレビで感じていたストレスを全て解消してくれました。

・アーカイブが残るためリアルタイムで見る必要がない。
今までのテレビは 放送時間がそれぞれ決まっていて見逃した瞬間 再放送か録画を見れないとそのコンテンツを見ることが出来ませんでした。「見逃し」の概念が無いのはテレビ世代からしてみればかなり画期的ですね。

・好きなタイミングでみれる
放送時間が決まっていないので深夜でも早朝でも常に自分の求める 動画を視聴することが出来る。全てアーカイブとして残っているので どんな時間でも好きな情報を得ることが出来る。

・スマホでどこでも見れる
今まではテレビがある場所で無いとテレビの映像を見ることが出来ませんでしたが 今ではスマホと電波があればベットの上でも電車の中でもトイレの中でも常に視聴することができます。

・YouTubeアルゴリズムによるレコメンド機能
YouTubeにはユーザーに長時間視聴してもらうための仕組みとして「アルゴリズム機能」というAIの機能があります。それは 「ユーザーの好みや興味関心に合わせて動画をオススメしてくれる機能」で、ユーザーに飽きがこない様に常に新しい 自分が見たくなる動画を表示してくれます。

他にもYouTubeは多くの画期的な機能がありますが ポイントとしては上記になります。

【コロナの影響でさらに利用者増加が加速】
また、2020年はコロナの影響で利用者の増加が加速して、テレビ番組を見る人より無料動画を見る人の数の方が多かったと言うことが調査から分かったとのことです。

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引用:https://creatorzine.jp/news/detail/1200

コロナの影響で "YouTubeがより身近になった" 、と言うのがこのデータを見ると分かると思います。

▼企業がYouTubeをやると どんないいことがあるのか?

上記では時代背景についてお話しさせて頂きましたが ここからは具体的にYouTubeを使うと どんないい事があるのか?についていくつかの項目に分けてお話ししていこうと思います。

何となくYouTubeはいい、というのを聞いたことあるけど具体的に何処がいいのかが分からない。という方はYouTubeの活用すべき理由が理解出来る様になります。

1.訴求力が強い広告効果

動画で伝えるコンテンツというのは情報量が多いというのが一番の大きいメリットになります。今では当たり前になりましたが 数年前までは動画で情報を伝えられるメディアはテレビしかありませんでした。

家に帰ったらテレビを見る、人々はみんな動画に引き付けられてしまう。そして、それが今では当たり前に個人が発信することが出来る様になった、と考えると 時代の流れの速さを感じます。

「1分の動画はwebページの3600ページ分の情報量」
と言われています。

動画の魅力は 何よりも “分かりやすい” というのがあります。今では動画の普及に伴いテキストを読まない層が生まれてきているほど、「本は読まないけど 動画は見る」という方が増えてきているみたいです。

あとは動画で伝えることによって “出演者の人間性がダイレクトに伝わる”、というのも大きいメリット。例えば動画だと 表情、声、喋り方、雰囲気、親近感、安心感、共感と色々な情報が数分の動画で視聴者に伝わります。
これは文章や画像では伝えることが出来ない動画にしか無い魅力です。

会ったことも無い芸能人を好きになったり、会ったこともないスポーツ選手をファンになってしまうのも 動画の力です。これからはその動画の力をあなたが使っていくのです。

あとは ”イメージの伝達力”

企業の一番のビジネスの要、商品の購買につながりやすい特性が動画の効果にはあります。

それはなぜかというと買った後、「自分が使ったときのイメージがしやすいから」ユーザーは何かしらお金を払う時に恐れていることは何かと言うとイメージしてた物と違かった、想像してたより〇〇だった...という「買ったときの失敗」を恐れています。

動画で伝えることによって その購入後の失敗を最小化することが出来ること、それに加えて「自分自身が使ってこうなれる!」というイメージが捗る、というのも動画の効果です。

例に挙げると昔から人気通販番組のジャパネットたかたがテレビで昔から行っていることです。それをYouTubeで誰でも出来てしまうのです。
店頭よりも実演して販売することによって購買が進むのは昔からある心理効果です。それをオンラインで今では誰では出来てしまいます。

今では電車の広告も動画に切り替わってきています。
人は静止画より動きのある動画の方に目を引かれてしまう、と言うのがご自身でも理解できると思います。電車に乗られる方は「動画の広告」と「写真と文字の広告」どちらを見てる時間が長いか、を考えてみると分かりやすいと思います。

今はオンライン上だけでなくオフラインのビジネスにも動画が活用され始めています。

これから動画を使わないで事業を行っていくのが必要不可欠な時代になってきているということです。

2.記憶に残りやすい

動画は本やwebサイトの様な画像・テキストのみの視覚だけのインプットやラジオの様な聴覚だけのインプットに比べると3倍も記憶に残りやすいのが特徴です。

アメリカ国立訓練研究所が発表した研究結果でラーニングピラミッドという図があるのですが、動画は上から4番目の実演説明にあたります。

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引用:https://fumakilla.jp/foryourlife/140/

読書、視聴覚よりも学習定着率が上がる為ユーザーの記憶に残りやすい、というのが証明されています。
企業が物事を伝えるときに文字や画像だけでなく映像と音声で伝えることで人々の記憶に残すことが出来て印象付けさせることが出来る。ということが動画のメリットですね!

3.単純接触効果による高い求人効果

企業が苦戦するポイントとして “いい人材を集める” ということにかなり苦労されると思います。YouTubeではその採用についても高い効果を発揮します。
YouTubeで人材採用を成功させている成功事例として上げられるのがこちらです。

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引用:http://makonari.com/?p=378

YouTubeの動画を通じて人材採用を成功させている まこなり社長、動画で社長自らが発信することにより 自社の理念や価値観の共有をしてヒューマンエラーを最小限にしています。

スクリーンショット 2020-12-19 0.51.42

引用:https://www.youtube.com/channel/UC7I3QTra4_kC4TSu8f7rHkA

動画のメリットとしては どんな人が働いているのかが分かる。社内を撮影すれば社内の雰囲気も伝わる。と視聴者が「ここで働いてみたいな...」と具体的にイメージすることが出来るのが大きな要因ですね!

4.YouTubeの拡散力

YouTubeはアルゴリズムというユーザーの好みや興味関心に合わせて動画をレコメンド(オススメ)する仕組みがあります。YouTubeトップページにアクセスすると 色々な動画が並びますよね!そこに表示される動画は見てるユーザーによって変わります。

釣り好きで釣りの動画をたくさん見る人は釣りの動画がよくオススメされるし、ゴルフが好きでゴルフ動画をよく見る人はゴルフに関連する動画がよく表示されます。

その様にユーザーを飽きさせない、長時間YouTubeに滞在してもらう為の目的としてYouTubeアルゴリズムが存在します。

その機能の本質として価値ある動画はたくさんの人に拡散されて価値の低い動画は露出が減る。常にユーザーファーストに考えられている仕組みになっています。
なので 視聴後のユーザーの満足度が高ければ高いほど 拡散されていきます。

拡散されればされるほど 知らないユーザーに、企業だったら商品を認知させることが出来たり、個人であれば自分自身を知ってもらうことが出来ます

YouTubeのアルゴリズムはとても優秀で人間の行動心理を全てデータ化して そこからオススメする動画を決定しています。

僕も6年間そのアルゴリズム機能についての分析をしてきましたが やっと最近YouTubeの求めていることが分かってきました。定期的にそのアルゴリズムも変化していくので 常にアンテナを張って勉強を行っています。

YouTubeにはそのアルゴリズムによるレコメンド機能の他に “検索” による拡散方法もあります。

数年前よりGoogleは検索の1ページ目に動画を表示する様になりました。「この検索ワードに対しては動画コンテンツの方が理解しやすいだろう」というキーワードに関しては動画で表示されるということです。

例えばユーザーが "オムライスの作り方" を知りたかったとして 記事で見てもらうより動画で視聴してもらった方が確実に短時間で理解することが出来ますよね!そんな感じでユーザーの悩み解決に対して 価値の高い動画は検索で上位表示させることが可能です。

これから YouTubeでものを調べる人や 情報を得る人はどんどん増えていきます。

ですので そこに情報を上げていけないとユーザーに発見してもらうことが出来ないですし価値も伝えていくことが出来ないということなのでこれから ビジネスにYouTubeは必須科目になりますね。

5.資産性が高い

先ほどもテレビとの違いについてお話しましたがYouTubeの良さはアーカイブデータが残ることです。

テレビと違って「見逃し」という概念が無く いつどんな時にも視聴することが出来て 5年後10年後にも自分の動画を視聴することが出来る。というのが かなり大きいメリットになります。

つまり企業からすると広告効果のあるコンテンツをYouTube上に溜めていくことが出来る。
そしてそれが今後大きい資産になっていく、ということです。

チャンネルを開設したばかりですと動画本数も少ないので 認知してもらうキッカケというのが少ない状態ですが 動画が増えれば増えるほど認知のキッカケを増やすことが出来ます。

さらにその動画というのは5年後も10年後も広告効果をもたらす事が出来る、となるとYouTubeの資産価値というのはコンテンツ増加と共に膨れ上がっていくことになります。

つまり動画データが会社の大きな財産になる、ということです!

6.アナリティクスデータから改善点の把握が容易に出来る

YouTubeはアナリティクスデータといってYouTubeの一個一個の動画の細部まで分析することが出来るデータベースが用意されています。

今までのアナログの広告(雑誌やチラシ、ビラ、電車の中吊り広告、ポスターや看板)の場合 どれだけ自社が出した広告に対して 目にして貰えたかの数値化が難しかった為 どれだけ出した広告に訴求効果があったのか?その雑誌からどれだけ問い合わせが来たのか?などを正確に計測する事が難しいという点がありました。

しかしYouTubeに関してはアナリティクスを確認すると 1つ1つの動画に対してどれぐらい視聴があったのか、何分動画を見てくれたのか、動画の何分ぐらいで離脱されてしまったのか、そして概要欄のリンクを何人の人がクリックしてくれたのか?などを全て数値にして計測する事が出来ます。

YouTubeでは 今まで出した動画の “どの部分がユーザーに求められて どの部分が不要だったか” 、そのデータを元に 次の動画でさらにクオリティの高い動画を制作する事が出来ます。つまり精度の高いPDCAを回していく事が出来るので 広告効果を右肩上がりに強めていく事が出来ます。

7.誰でも無料で始める事が出来る
YouTubeは無料で誰でも始められる為 そのYouTubeチャンネルをキッカケに自分のビジネスを作る事が出来る様になりました。
YouTubeで自分をプロモーションしてそこから商品販売を行う。事例としてはこちらのチャンネル。

総合格闘家の朝倉未来選手

この方はYouTubeで自身でセルフプロデュースを行い YouTubeチャンネルを成長させ、今では自身のアパレルブランドや書籍出版など格闘家としての試合の集客はもちろん YouTubeをキッカケに全てのビジネスを成功させています。

無料でYouTubeで発信を行い 人の集まるメディアを作り、そこから自身の商品を作成して販売を行う。企業だけでなく個人でもビジネスをスケールさせるためにYouTubeは無くてはならないプラットフォームになっているという事です。

8.まだ企業の参入が少ない
まだYouTubeを上手く活用出来ている企業は少ないです。YouTubeは先行者優位、先に席を取った者が有利と言われていますが

「○○と言ったら○○(企業名)だよね」

を獲得出来たら かなり会社としての信用度が上がっていきます。

昔のホームページと同様に今後 必ず1社1チャンネルが当たり前の日が来まます。まだ想像しづらいかも知れませんが これは必ず来る未来です。

しかし動画事業の参入は企業にとって かなり参入障壁が高く、この壁を越えるのに苦労している企業が多い印象です。

大変なのは その制作の流れを作り上げるまでの初期の部分だけで、スタートしてしまったらルーティン化する事が出来るので いかにその形を作ってしまうかが重要です。

▼YouTubeをビジネス活用の事例

次は実際にYouTubeをビジネスに活用出来ている企業や個人をご紹介します。

今回ご紹介するYouTubeビジネス活用は大きく分けて4種類

1.商品販売
2.店舗集客
3.オンラインサロン
4.Webメディア

他にも上げれば沢山ありますが今回はこちらの事例の紹介をさせて頂きます。

1.商品販売

北欧、暮らしの道具店

こちらのチャンネルはインテリア雑貨を主に扱う株式会社クラシコムが運営しているチャンネルでライフスタイルのビデオブログやドラマを配信しているチャンネルで す。動画を視聴してくれた方に「この動画で使われてる雑貨欲しいな」をイメージさせる。動画を使って自社の雑貨を視聴者が使った時のイメージを具体的にさせて購買まで繋げる目的で運営しているチャンネルです。

こちらの株式会社クラシコムはYouTube以外にもInstagram、Facebook、Twitter、LINEなど SNSを活用してDtoCで売上を最大化させています。

2.店舗集客

COCOCOROチャンネル

こちらのチャンネルはUUUM時代のクリエイター仲間のチャンネルです。レストランを経営するシェフ大西さんが 自身が作る料理動画をYouTube上にアップする事で 人気を集めています。YouTubeの再生数だけでなく店舗への集客に繋げて うまく両方でマネタイズを行っています。

シェフの人柄や料理動画で味をイメージさせて「来店したい!」と思わせるコンテンツは動画ならではの表現です。

ショート・ボブ専門美容師 ミッチー 大野道寛

こちらのチャンネルは僕と同じ美容室で働く 美容師の方のチャンネルです。美容室の来店前の不安点である担当者の技術レベル、人柄、接客スタイルなどを動画で包み隠さず伝えて「この人に髪を担当してもらいたい!」と思わせるコンテンツ。

カット料金を15,000円に上げても予約が後を立たずに 何ヶ月も予約が埋まってしまっている状態になっているとのことです。

3.オンラインサロン

西野亮廣エンタメ研究所ラジオ【公式】
中田敦彦のYouTube大学 - NAKATA UNIVERSITY

西野さん、中田さんの考え、理念や今後の展望などを伝えることにより それに共感してくれる方がオンラインサロンに入会しています。
動画で自身の活動を伝えることにより(西野さんの場合静止画と音声) 情報の伝達力が高く 本人たちに共感しやすくなるのに加えて 動画が資産化することによってリアルタイムで見れない人に対しても情報を伝達する事が出来ます。

チョーさんの真の健康情報チャンネル

僕がコンサルを行っているクライアントのチャンネルなのですが2020年より10月より人生健康サロンというオンラインサロンを開設して わずか2ヶ月で1500人の参加者が入会。月額費は1人2,980円ですので ×1,500人の売上が月商として上がっています。

この様にYouTubeとオンラインサロンはかなり相性が良く 活用されている方が多いです。

4.Webメディア

トーキョーさんぽ by Holiday

メディア運営者の女性が食べ歩き、飲み歩きを行ったり 地域の観光を動画で配信を行って 店舗や地域の魅力を伝えているチャンネルです。大元は観光Webメディアを運営していてYouTubeを開始して 2,3ヶ月で人気チャンネルになり そこから自身のWebメディアにアクセスを誘導し 広告掲載を行ってマネタイズしています。

Webメディアの文字と写真のみで伝えるコンテンツに動画を加えることでより 現地の情報が伝わりやすくなるためWebメディアにも今後YouTube活用は必須になって来そうですね!


以上、ビジネス活用の事例のご紹介でした。

今ユーザーの多くはネットから情報を得ていて その中でも今のトレンドがYouTube(動画)が情報の獲得場所になっています。YouTube上にコンテンツがあるか無いかで今後のビジネスの成長角度が変わってきます。
今すでにYouTubeを活用されている企業を参考に発信を行ってみるのがいいかもしれません。

▼逆にYouTubeのデメリットとは?

今まではYouTubeのメリットしか話してきませんでしたが 「逆にYouTubeのデメリットはどんなところがある?」というお言葉を頂くと思うので そのデメリットの部分に関しても 全てお伝えさせていただきます。

この記事を書いている2021年1月で僕のYouTube歴は6年になりましたが その中で沢山のYouTubeでの失敗を見てきました。

これからYouTubeを始める方は そのデメリット部分を知った状態で発信を行っていくのと知らないで発信を行っていく状態とだと 大きく心構えが変わってくると思いますのでデメリット部分に関しても十分理解をして YouTube発信に興味を持っていただけたらなと思います。

1.制作費用・時間

ここの制作部分はYouTubeを始める方にとっても大きな壁になる部分で 尚且つ一本動画を上げれば完結する部分では無いので いかに継続的に動画を上げてルーティン化していく仕組みを作っていけるかが重要になるポイントです。

まず企画。
上記に書いた通り 継続性を出させないとチャンネルはメディアとして成り立ちません。一本面白い動画を上げればチャンネルが伸びる!と言うことはありません。それに加えてYouTubeの場合 最低でも週に一本投稿するための企画数は必要です。
次の企画内容を考えて その企画を撮影したら その次の企画...とエンドレスで企画考案を行っていくので 365日企画について考えています。

そして撮影。
企画を10個考えたら10個の企画を撮影する必要があります。その動画撮影も 人によっては台本を書いたりしているので 撮影だけでもかなりヘビーです。

一番の山場は動画編集です。
動画編集は完成動画10分の動画であっても5時間〜10時間(場合によってはもっと)かかるのでそれを考えるとYouTubeを継続をしていくことが かなり大変な作業だと理解できると思います。

ただ僕自身は外注チームを使っているので 自分自身で動画編集を行うことはありません。ただ動画ごとに発注費が掛かってしまうので その辺の経費とも相談しながら運営していく必要があります。

アップロードやリサーチやデータ分析。
ただYouTubeに動画をアップしていけばチャンネルが沢山の方に見て頂ける訳では無く、チャンネルを成長させていくには リサーチやデータ分析は絶対的に必要になってくる部分です。

僕自身もYouTube上に動画を3,000本以上アップしてきて その反応、数値を見てきてやっとノウハウが溜まってきたので 初見の方がトライアンドエラーしながら正解を見つけていくのも大変な作業です。

こんな感じで動画制作や運営に置いて リソースが必要になってくる部分なので そこをいかに効率化、ルーティン化していくかが重要なポイントになってきます。

2.知識が必要

”チャンネルのコンセプト設計がしっかり構築されていないと全く再生がされない” というのがYouTubeチャンネルを運営する上でかなり苦戦する部分です。

前半でお話しした通り動画を使えば自分の伝えたい情報を100%伝える事ができます。更にファンになってもらうこともできます。

ただしそれはユーザーが 【求めている情報をしっかり発信している】というのが大前提になります。自分自身が伝えたい情報がYouTube上の需要とマッチしていなくて 誰からも見られていない、というのは全然当たり前に見られる現象です。むしろそのようなチャンネルが大半です。
その為にもYouTube上の需要の認識というのはかなり重要になるポイントになります。

3.つまらない動画を作ってしまうと逆効果に

企業チャンネルの場合面白く無いチャンネル(動画)を作ってしまうと 逆にイメージダウンに繋がってしまう、というデメリットがあります。この面白く無いチャンネルというのは 笑えるチャンネル笑えないチャンネル、ということでは無くユーザーから見て満足度が高いか、低いかの話になります。
個人の場合は元々知名度が無い状態、0からスタートする為 面白く無い動画を上げてもブランドイメージが低下することはありません。しかし企業の場合は元々のブランドイメージがある状態でスタートする為 かなりコンセプト設計がかなり重要になってきます。

面白く無い動画が増えてしまうと そのチャンネルは2度と見られなくなってしまうので “どんな動画をアップしていくか” はかなり重要なポイントになるので 企業の場合はチャンネル開設前に緻密に計画を練っていく必要があります。


このような感じでYouTubeにおいてメリットもありますが デメリットも勿論あります。しかしこのデメリットを乗り越えて YouTube、動画発信というものを200%使いこなす事が出来れば企業において 大きな存在になることは間違いありません。

最後にYouTubeを成功させる上で大事な3つのポイントについてお話しします。このポイントを抑えてYouTubeチャンネルを運営すれば 必ずYouTubeを始めた事が会社の大きなターニングポイントになるはずです。

▼YouTubeで成功するための3つのポイント

企業がYouTubeを運営する上で結果を出すための3つのポイントについてお話しさせて頂きます。デメリットを聞いて 「これやっていけるかな...」と不安に思った方も多いと思いますが 今後YouTubeを活用していく事で企業の成長を促進させる事が出来るので3つのポイントをしっかり理解しておく事が重要です。

1.ノウハウ

YouTubeチャンネルを活用する為には 必ずしもYouTubeの基礎知識が絶対的に必要です。今ではYouTubeの知識は山のようにネット上に転がっています。YouTubeのアルゴリズムは複雑ですが 予備知識なしでYouTubeを初めてしまうと なかなか結果が出ずに終わってしまうので YouTubeノウハウを最低限知っておくといいですね!

2.スキル

ポイント2つ目はスキルです。一番はサムネイルを作成するデザインスキル、次に動画編集、動画撮影。
意外だと思われますが 動画編集以上にサムネイルデザインが再生数とチャンネル成長に関連しています。サムネイルはYouTubeにおいて本の表紙に当たる部分です。本の表紙、雑誌の表紙がイマイチだと その本の中身を見たいと思わないですよね?それと一緒でサムネイル作成スキルというのは かなり重要なポイントになります。

3.トレンド

最後の成功ポイントとして「トレンドの理解」という部分になります。ノウハウが “基本” だとしたらトレンドは “流行” です。常にYouTubeのトレンドは目まぐるしく変化していきます。そのトレンドを追って発信する情報を変化させていくことも重要です。
今年2020年の春には「コロナ」というワードが伸びましたが秋口には落ち着いて それに比例して再生数も取れなくなってしまいました。

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引用:https://trends.google.co.jp/trends/

Googleトレンドを見ると検索需要の変化が分かると思います。

このようにトレンドと言うのは常に変化し続けるものですが YouTubeの成長においてかなり大事な要素になります。常にその変化を追っていきましょう。

▼最後に

最後まで読んでいただきありがとうございました!

これからYouTubeは 全ての企業の運営において重要なツールになります。本文でも お話しした通りYouTubeには先行者優位がかなり働きます。

僕がよく例えるのが「YouTubeは椅子取りゲーム」だとお伝えしています。空いているジャンルに 誰が始めに参入して そこのポジションを確保できるか。「〇〇のジャンルと言ったらこのチャンネルだよねー」と言われるポジションを取れるか?が重要になります。

早ければ早いほどその空いたポジションを獲得し易くなるので YouTubeを使って どの様にブランディングしていくか考えてみてください。


YouTubeに関するお問い合わせは会社HPよりお願いします。
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