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音楽生活いろいろ

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#ピアノ

藤井風 HAPPY HOLIDAYS 2023 - ねそべり配信 ”耳福”ポイント

聴けば聴くほど「やっぱり只者ではない、藤井風」 藤井風が2年ぶりに行った弾き語りライブ配…

米津玄師「LADY」カタルシスと開放

米津玄師「LADY」のMVを見て驚いた。 これはなんだ。 すっかり開放されているではないか。 ま…

藤井風「grace」で到達した世界

昭和のアイドル小泉今日子は「あなたに会えてよかった」と歌う。「やっと逢えたね」と渋く口ず…

 反田恭平のピアノ・ジャム!より 小曽根真が「好きなコードはオルタード」と聞けば…

反田恭平が小曽根真氏と対談する日が来るなんて!今、クラシックのピアニストで一番注目してい…

これこそが藤井風の音楽だ!RSR2022代打で魅せた圧巻のステージ

ピアノと身体ひとつだけでアウェーに挑む RSRへはあくまでもVaundyの代打出演。自分の演奏を…

「音楽と洗脳 美しき和音の正体」苫米地英人 を読んだ

「音楽、それも和音(コード進行)に”洗脳”されることはあるのだろうか?」 音楽や香りは鎮…

クラシックコンサートで隣の席が〇〇な人だったら、どうする?

「えらいすんまへんなぁ~、コレが杖替わりですねん」 開演間近のコンサート会場に響くしゃがれ声。 ガタガタとショッピングカートを引きずりながら、高齢の男性がよろよろ通路を歩いてくる。どうやらわたしと同じ座席列らしい。 そう思った瞬間、 「よいしょっっ!」 わたしの左隣の座席にショッピングカート(スーパーなどで買ったものを入れて引っ張るタイヤ付きの小型押し車)が、乱暴に押し込まれた。 グラグラしてこちらへ倒れそうになる。 わたしは 「おっと!」 と手で受け止めた

「教えて、釈先生!子どものための仏教入門」を読んだ~仏教用語と藤井風

ここ数年間、藤井風をよく聴いています。楽曲を聴き込むうちに、歌詞にみられる哲学的・宗教的…

「ヤクザときどきピアノ」鈴木智彦 を読んだ

「ピアノでこの曲を弾きたい」 この本は52歳の男性ライター鈴木智彦氏が一念発起、全く弾け…

藤井風 完全読本 MUSICA5月号が抽出した風の心音

藤井風が8万字という文字数で綴られた。これは単行本1冊分にも及ぶ情報量だ。これほど膨大で…

藤井風「まつり」はボーダレスな桃源郷の「フェスティバル」

「まつり」「ハレ(非日常)」と「ケ(日常)」の感覚は世界共通 藤井風がセカンドアルバム「L…

絶対音感は絶対じゃない 「弾いてみた」耳コピ動画ブームに思うこと

子どもたちのピアノの発表会が終わりました。 ちょうどのタイミングで、耳コピに関するツイー…

「燃えよ」は神楽?太陽の化身となった藤井風

MVが公開になった「燃えよ」 「ちょっとダサいぐらいストレート」藤井風本人が、そう言ってい…

藤井風HEATツアーat大阪城ホール2021.10.17(2日目)

まだ誰の姿もないステージ。藤井風のカバーするLizzo「Good As Hell」が流れ出すと、どこからともなく手拍子が始まった。高まる期待。 「風よ」流れるようなイントロに乗って、サックスの音色と共に藤井風が現れた。サックスはお姉さんが中学時代に吹奏楽部で吹いていたそうだが、手ほどきを受けたのだろうか。フレーズ始まりのポルタメントや中間部の膨らませ方が絶妙だ。ピアノと同様に歌心のあるフレージング。歌謡ショーかと思うようなオープニングだった。 ゆったりとしたカーキ色のセッ