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渚にて 人類最後の日 ネヴィル・シュート

第三次世界大戦が勃発、放射能に覆われた北半球の諸国は次々と死滅していった。かろうじて生き残った合衆国原潜〈スコーピオン〉は汚染帯を避けオーストラリアに退避してきた。ここはまだ無事だった。だが放射性物質は確実に南下している。そんななか合衆国から断片的なモールス信号が届く。生存者がいるのだろうか?

  最後の時をどの様に過ごすのか?
作品の中の人々は淡々と、静かにその時を迎える。

中には、抵抗する人もいるが、そんなものは誤差の範囲だ。
 仕事もするし、庭の手入れや、3年後の家庭菜園まで精を出す。

 たとえ明日、世界が滅亡しようとも今日私はリンゴの木を植える。

  ドイツの宗教家、マルティンルターの名言

 そんな日々なのだろう。
自分ならどうするか?
 きっと仕事をしてご飯を食べて、本を読んで散歩をして過ごすかもしやれない。

 体に悪い物はやっぱり食べないだろうな。

 この本はオススメです。

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