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あなたが誰かを殺した 東野 圭吾


 静な別荘地で起きた連続殺人事件。
愛する家族が奪われたのは偶然か、必然か。
残された人々は真相を知るため「検証会」に集う。
そこに現れたのは、長期休暇中の刑事・加賀恭一郎。
――私たちを待ち受けていたのは、想像もしない運命だった。

 
   

 東野圭吾さんの本は本当に読みやすい。
そして面白い。

 ネタバレあります。


 おなじみ加賀恭一郎シリーズ
映像化、映画化もされている続編。

 読みながら映画化された配役に
思いを馳せるのも楽しみの一つ。

  内容は
読後、そうかそうなのか。
という感想でした。
 オリエント急行殺人事件のような
悲しい話。

 そこに食いつきますか?
というところに気が付く加賀警部。

 こんな人がいれば殺人事件だけでなく
世の中が美しく綺麗になるのに。

 そんな東野圭吾先生の願いみたいな
ものも感じることができました。


 作中の言葉


「加賀さんが仕切っているなら
色々なことがでてくるかも

 真相に繋がる重要なこと。
もし誰かが隠し事をしていて
それが事件に関わっているのだとしたら

 加賀さんは絶対に見逃さない。
覚えておいて。
 あの人に嘘は通用しない」


  このような人物を描ける東野圭吾先生は
やっぱりすごい方だと思いました。

 もちろんこの本はおすすめです。


 あなたが誰かを殺した


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