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検索魔化する自分との付き合い方

不妊治療はとにかくわからないことだらけ。
まずは用語を覚えるのにも一苦労ですし、治療が進んだり、新しい検査をすることになるとその度にネット検索にお世話になることになります。
さらに移植後等に不安な状態になると、「これは今どういう状況なのか?」、「望みはあるのか?」自分が求める答えがないか探すような形で検索魔になりがちです。某掲示板サイトに入り浸って、見たり、時には書いたりしていたこともありました。

何となく自分が行きついたのは、必要情報に対しては積極的に。不安を紛らわせたいことに対してはあまり見過ぎないようにするということです。

検査などについては、先に調べておくことで心の準備(期間・金銭的なことや自分がどうしたいか選択肢を持つ)もできますし、担当医に自分から聞くことで治療意欲が伝わって先生の態度が少しずつ変わってきたように思います。(あくまで私と通っているクリニックの先生間においてです。ネット情報に頼りすぎて困った患者にならないよう気を付けなくてはという反省もあります…)

一方不安な状態の時の検索は、今振り返ってみてもあまりいいことがなかったなと思います。去年切迫流産をした時、最終的に流産が確定するまで10日近くクリニックに通う日が続きました。出血したけど大丈夫だった、数日して心拍が確認できた、縋るような気持ちで暇さえあれば「切迫流産 無事」など検索しながら不安な日々を過ごしました。
前向きな情報を見ても、結局それは人それぞれで、沢山見ても満足できることはなかったと思います。見ている間の自分の精神状態を思うともう少しスマホを見ずにいてもよかったんじゃないかなあと。

今はいい意味で距離を取りながら、情報収集したり、同じように頑張る方のブログを見て勇気をもらったりできているんじゃないかと思います。何事もほどほどにが肝心ですね。





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