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稽留流産発覚 幸せから突き落とされる

9週を過ぎての診察日。
「そろそろ母子手帳もらってきていいよ」と言われるかな?なんて期待をよそに
赤ちゃんの心拍が停まっていることを告げられました。

内診が長くて、何とか確認するようにぐりぐりとエコーしてもらうあの感覚。
途中から涙が止まらなくなってしまい、落ち着くまで別室で休ませてもらってからもう一度診察室で話を聞きました。
赤ちゃんの大きさが先週の診察時からあまり変わっておらず、おそらくは診察後の早いタイミングで亡くなっていたのではとのこと。
9週くらいでの流産も残念ながらあるので、この位までクリニックで経過を診させてもらっている(10週まででクリニック卒業といわれていました)こと。

年齢が高齢なこともあり、毎週内診台では願うような気持ちでいました。
心拍確認から3回経過してほんの少しずつ安心してもいいのかな、でも不安というような状態で。
今日は産院の相談をしようと、スマホには候補先のサイトを用意していました。

不安ながらも幸せな毎日から、一転してどん底に落ちてしまいました。
不妊治療では様々な段階でがっかりする出来事があり、何度も浮き沈みしながら前に進んできたつもりです。
でもこれは本当につらい。

数日後に流産の手術をすることになり、看護師さんの説明を受けてこの日の診察は終わりました。
場合によっては手術の前に自然排出の可能性があるそうですが、今のところその気配はありません。
まだ赤ちゃんは私のお腹にいます。
あと数日を、少しでも心地よく過ごしてもらえますように。




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