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旅とエポスカード その7 ジャカルタ完結編

インドネシアはジャカルタに、オランダ植民統治時代にはバタビアと呼称されたその都市にも、二週間ほどいたでしょうか。宿泊していたホテルの近くにある、少々衛生的な問題があるように感じられた地域の食堂で、夕食をとりました。

そこで付け合わせに出された生野菜を食べて、体調があまり芳しくなくなるのを感じました。滞在中のホテルでゆっくり過ごせば回復するだろうと思っていましたが、一向に体調の不調は拭いきれず、一度病院で診察してもらおうと思い立ったのでした。

向かったのは、近代的なショッピングモールの高層階にある内科クリニックです。高級なモールに入居するクリニックなら、腕の良い医師が経営されているだろうという、なんの根拠のない憶測でした。

受付の医療スタッフは全て英語で話ができました、また、診察して下さったお医者さんは、若い華人系インドネシア人の女医さんで、問診から診断まで全て英語で対応して下さいました。

問診の結果、体調不良の原因は胃腸に溜まったガスではないかと。余り食べ慣れない食事や辛いものを沢山食べたのでないかと仰っていました。確かに、食べ慣れない辛いものばかり食べてきた、マレーシア、シンガポール、そしてインドネシアへの旅でした。

医療費の支払いについては、海外旅行保険付きのクレジットカードがあるから、支払いが滞ることはない旨伝え、出来るだけ必要と思われる薬は処方して欲しいと伝えました。

そう、ここで医療費の支払いに使用したのが、一連の記事のテーマであるエポスカードだったのです。

お医者さんにかかり、適切なアドバイスも受けて、心が安心したのか、少し楽観的な見方さえできるようになりました。最後に医療費の支払いはクレジットカードで済ませられ、金額も5000円以下の金額でした。

外国人ですので、この5000円は、全額自己負担の金額です。インドネシアの平均月収が日本円で数万円だとすると、やはり1週間分ほどの収入と同額という感じです。インドネシア人であれば、国民健康保健の適用を受けて、自己負担額は日本円で、おそらく1000円ほどかもしれません。このように、クレジットカードの海外旅行保険の効力を身をもって体験できたことは、いま振り返れば良い経験です。

出された薬は各種ビタミン剤、整腸剤、総合風邪薬、抗炎症剤といったおそらく一般的なものだったとおもいます。細菌性の体調不良ではなかったので、抗生物質の投与はなかったはずです。

今回のクレジットカード付帯の海外旅行保険の適応は、帰国後に申請を出して、立て替え金の還付を受けます。

それにはパスポートの写しなど、必要な書類がありますが、病院でもらう医療費請求書は現地でしか手に入らないので忘れずに。

医療費支払いに使用するクレジットカードは、どのクレジットカードでも問題ありません。私はANAクレジットカードで支払い、その支払明細コピーを保険申請時に提出しました。勿論、エポスカードで医療費を支払えば、エポス側でも確認が容易だというメリットはあります。

そのような経緯のもと、エポスカードの海外旅行保険を初めて使ったというエピソードを綴った一連の記事シリーズでした。皆様のご参考になれば幸いです。


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