大河レビュー歴(一応)4年、史実とドラマが入り組んだ複雑な物語を解説します。日本を代表するコンテンツ、大河ドラマを一緒に楽しみましょう♫(西郷どんレビューからタイトルを変更しまし…
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2018年1月の記事一覧
第三回「子どもは国の宝」 超高齢化社会に刺さるサブタイ。
2回目の終わりから約2年後、吉之助二十歳前後のエピソードです。
前半は西郷家の借金、後半はお由羅騒動と経済問題なので、サブタイトルがちょっと浮いてますね(これも西郷どんの残念なところの一つ)。後ですね、大河名物「釣り予告」がまだまだなんで、頑張って欲しい。
ではではレビューしてみましょう!半次郎少年は薩摩の宝…じゃなくて「子どもは国の宝」。少子高齢化社会に刺さりすぎる。
土下座で百両第二回で
第二回「立派なお侍」 軍事大国・薩摩。
弘化3年。主人公18才。今回から本役になりますが、驚いたのが主演の鈴木さんの若さでした。実年齢34才だけど、ちゃんと初々しいんですよ、これが。
真田丸での序盤、16才の源次郎少年が演技で少年に見えていたのとまたちょっと違う初々しさ。九州の強めの自然光での撮影が多いせいかなあ、眩しかったです。とにかく直虎からロケが増えた!のは素晴らしいことだ。うん。
さて2回目は大河では定番、主人公の若気の至り
第一回「薩摩のやっせんぼ」 運命の人が主君だった祭り!
はじめに大河ドラマって非常に重層的・複合的なコンテンツでして、歴史の中でも外交史や政治史、風俗史、地理、さらに文化人類学的な知識、過去大河へのオマージュと現代日本の問題などが盛り込まれています。
つまり楽しむのにちょっと訓練が必要だったりする。
もちろん、自分が見えるストーリーや好きな役者さんを追いかける見方でもいいんですが、楽しみ方を知ってしまうとどんどん深掘りできて一層楽しいコンテンツにな